【ごちそうみそ汁】最強コスパ!豚そぼろとオクラのみそ汁by笠原将弘【汁とめし#1】

2023.10.10 FOOD

手軽で簡単、くり返し作って食べたくなる汁

料理が得意でない人でも、おいしいと思える汁ものが作れて、白いごはんがつやよく炊ければ料理は上出来です。「汁とめし」の2品献立が究極だと笠原さんは言います。

だしもちゃんととらなければいけないわけではありません。おいしいだしは「ほったらかし」でもとることができます。なべに水、こぶ、煮干しを入れて30分以上そのままに。ひと晩おけば、もっと深い味わいに。

旬の野菜や残りものの食材など好きな具材を汁ものに。汁と一緒に、ぴかぴかの白めしを一緒に味わっていただきましょう!

 

「豚そぼろ、にら、にんにく、オクラ」の汁

コクのあるひき肉とオクラの粘りが新鮮! みそは3種類使ってコクを出すのがポイント。たっぷりのにんにくやとうがらしを使った体の芯からあたたまる汁は、これからの季節におすすめです。

■材料(2人分)

豚ひき肉…150g

にら…3本

オクラ… 5本

塩…適量

にんにくの薄切り…2かけ分

赤とうがらしの小口切り…2本分

ごま油…小さじ1

だし…600㎖

[だしのこと]なべに水600ml、こぶ(だし用)10g、煮干し10gを入れて30分ほど置く。中火にかけてふつふつとしてきたら弱火にして10分ほど煮る。こぶと煮干しをとりだす。時間がない場合は市販のだしパックなどを利用しても。

[A]

みそ、赤みそ、白みそ…各大さじ1

 

■作り方

1 にらは1㎝長さに切る。オクラは塩ずりしてさっと洗い、へたを切り落として小口切りにする。

2 フライパンにごま油を中火で熱し、ひき肉をいためる。ほぐれて脂が出てきたら1、にんにく、赤とうがらしを加え、いため合わせる。

3 だしを加えてひと煮立ちさせ、アクが出たら除いて、A をとき入れる。

 

汁ものに味の変化がほしいとき! プラスする薬味

汁に薬味をたすだけでも、風味を変えたり味や食感に変化がつけられます。好みですが、笠原さんがよく使うという薬味を1つ紹介します!

鶏肉・豚肉の汁にプラスするなら「三つ葉」

三つ葉の葉は形を生かし、茎は細かく切って鶏肉や豚肉の汁に加えて。香りと食感に変化だけでなく、見た目の変化も楽しめます。

もっとレシピをご覧になりたい方へ

今回ご紹介したレシピのほかにも試してみたい!と思ったかたは、食材の組み合わせや、素材からのうまみの引き出し方、味つけの仕方など、ちょっとした工夫が満載の本書をご覧ください。汁ものとごはんものの厳選レシピ計84品を紹介しています。

『和食屋が教える、旨すぎる一汁一飯 汁とめし』

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笠原将弘・著 1496円(10%税込)/主婦の友社

 

 

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