「富裕層のお嬢さま」が、結婚するときに持参した「唯一のもの」とは(前編)

彼女の旦那さんもまた「由緒ある家系」。釣り合いのとれる家柄で結婚する

由緒さんの配偶者は、何代も続く貿易関係の仕事をしています。

 

祖先は、廃藩置県が行われる前から商人として活躍していたそうです。由緒さんと結婚しようと思ったら、お金も持っているだけでは難しいんですね。やはり、家柄を大切にするのでしょう。

 

由緒さんの現在の家の中を見たことがありますが、ロココ調の美しい家具や調度品で溢れています。飼っている犬や猫にも品があります。ペットまでナイフとかフォークを使いそうな雰囲気です。

 

そんな由緒さんの身分の高さが覗えるエピソードを一つ紹介します。

 

結婚が決まって、旦那さんの家に引っ越したとき、荷物はありますか?と聞かれてこう答えたそうです。

 

「荷物はないけれど、彼女たちも一緒よ」

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