40代からでも貯金体質に変身できる「魔法のリスト」って?

貯金ができている人は、決して無理をしていません。無理をしたら、続かないばかりでなく、浪費というリバウンドが待っているからです。貯金は生活習慣のひとつ。言わば「貯金体質」になることで、無理せず、「気づいたらお金が貯まっている!」という結果が出るようになります。

では、40代女性にとって、どのような習慣が貯金体質への近道でしょうか。

 

貯金の王道、「先取り貯蓄」

お金は、財布に入っているといつの間にか使ってなくなってしまいます。月の終わりに「余った分を貯金しよう」と思っても、余る人はなかなかいません。貯金をするなら、収入からまず貯金分を差引いて、余った分でやりくりするのが成功の鍵。

勤務先に給与天引きで貯蓄できる制度があるなら、ぜひ利用しましょう。制度がなくても、給与振込口座のある銀行で自動積立の定期預金口座を作り、毎月の給与から一定金額が自動的に振り替えられるようにしておく方法もあります。

または、インターネットバンクの「自動入金サービス」を利用するのもいいですね。これは、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行、ジャパンネット銀行などで扱っているサービスで、自分名義の他の銀行の口座から、自動的に入金するというものです。自動入金の手数料は無料です。給与振込の直後に入金日を設定して、毎月一定金額を自動で入金していくことで、無理なく貯金ができるようになります。口座開設から自動入金サービスの申込みまで、すべてインターネットでできるので、忙しい毎日を過ごす40代女性にお勧めです。

 

お金を使わない、「お金の断食ウィーク」を作る

ランチをお弁当にした日は、現金を使わずにすむことがあります。こんな日を少し続けてお金を使わない工夫をすると、「貯金体質」が鍛えられます。あらかじめチャージをしておいた電子マネーを使うのはOKですが、クレジットカードはNG。期間を1週間に限定した「お金の断食ウィーク」を過ごすことで、様々なお金を使わないアイデアが生まれ、貯金体質がワンランクアップすること間違いなしです。

いきなり何も買わないのが難しいようなら、1週間だけ「コンビニに行かない」、「インターネットショッピングはしない」、「外食はしない」、「食料品以外は買わない」などにしてもいいでしょう。

大人の女性ならおつきあいもあるので、厳しすぎないルールが長続きのコツです。

 

魔法の「欲しいものリスト」

貯金を辛く苦しいものにしていると、いくらお金が貯まっても、ストレスもたまってしまいます。貯金を楽しいものにするには、「欲しいものリスト」はマストです。「欲しい」と思うものを、自由に書き出してみましょう。

そして、金額も書いていきます。はっきりした金額がわからなければ、大体でもいいのです。金額を意識することで、「欲しい」から「手に入れる」に1歩近づきます。さらにもう1歩近づくためには、期限も書くといいですね。

目的のある貯金は楽しく続けられます。お金が貯まって目的に近づけば、モチベーションもさらにアップして好循環。いつの間にか、お金が貯まる「貯金体質」になっていきます。

 

お金の貯まる習慣が身につけば、特別な意識をしなくても貯金ができるようになります。

貯金体質になって、スマートに貯金を続けましょう。

 

(FPCafe登録パートナー   タケイ啓子)

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