この女は何者?【婚約者の女友達】に圧迫面接で値踏みされた屈辱。非常識行動の裏にあった狙いとは
出会ったばかりの女性に、身辺調査をされてイライラ
初対面の女性に突然「身辺調査」をされて、さらに勝手に「婚約者として合格かどうか」をチェックされたことに、激しい怒りを覚えた朱里さん。その飲み会ではソツなく対応したものの、会が終わるなり朱里さんは「婚約者」に激しく「なんで私が、こんな目に遭わないといけないの? そもそも、あの女は一体何者なの?」と問い詰めたそうです。
婚約者の話によると、本当に大学時代からの「ただの女友達」で、彼自身は美紀さんを「女性」として見たことは一度もないとのこと。明るくてノリがいいが、やや人に対して厳しいところが「彼女にすると、辛そう」と感じていたようです。ただ、美紀さんからは以前から「一緒にを観に行かない?」などと誘われることも多かったとか。
朱里さんはその話を聞いて、「もしかしたら、美紀さんは私の婚約者のことが昔好きだったのかもしれない……。だからこそ、婚約者である私のことが気になったのかも」とピンときたそうです。
美紀さんの気持ちを察した朱里さんは、婚約者に「もう二度と、あの女性とは会わないで」と伝えました。婚約者は「美紀は既婚者だし、そういうのじゃないから大丈夫。ただの友達だよ」と言ってきましたが、朱里さんは「それでも、絶対にやめて」と念を押しました。
朱里さんの「女の勘」によると、美紀さんは「隙あらば、この女性は彼を狙う可能性がある」と感じたそうです。
しかし、美紀さんと婚約者の関係は、その後も切れることなく地味に続いていくのです。
結婚後も、美紀さんから時折メールが来てヒヤヒヤ
朱里さんはその半年後、婚約者と無事結婚式を挙げ、結婚。夫婦関係も、穏やかで心地よいものだったそう。しかし、結婚後も夫の元には美紀さんから「今日暇?もしよかったら、飲みに行かない?」「旦那と上手くいっていなくて……」などのメールが幾度となく届いたとか。
夫は「こんなメール来たけど、どうしよう? もしよかったら、朱里も一緒に来る?」とヘラヘラしながら、その都度尋ねてきました。朱里さんは、その度に「もう会わないでって、前に約束したよね?」と念を押し続けたそうです。そんな朱里さんの態度を見るなり、「もしかして、ヤキモチ?」とニヤニヤしながら話す夫に、朱里さんのイライラは募り続けたそうです……。
朱里さんの夫は、ノリがよくてお調子者。だからこそ、女友達も声をかけやすいし、誘いやすいのでしょう。これまでの一連の夫の対応をふりかえり、朱里さんは「ノリがよくて楽しい人より、真面目で誠実な男性を結婚相手に選ぶべきだった……」と後悔したそうです。穏やかな結婚生活を送りたいなら、一緒にいて楽しいタイプよりも「誠実で真面目な男性」の方がいいのかもしれませんね。
【編集部より】
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