億ション夫婦のオドロキの不倫事情。 セックス依存症の夫、ハイスぺ妻はダブル不倫に走り… 【本当にあったすごい不倫・メガバンク編】後編
夫よりも「大きい」彼に、夢中になって……
後日、二人は六本木の居酒屋で飲みました。小ぶりだけど狭すぎず趣味のいい飾りつけがされた空間に、早紀さんの胸はときめきます。ホテルで体の関係を持つまで、時間は要しませんでした。
「夫のモノは、すごく小さいんです。ポークビッツくらい。彼もそれがコンプレックスだったみたいです。自分に自信をつけるために、何人もと寝ていたんじゃないかな」
一方で風間さんのモノは、充分すぎるくらい立派だったのです。
早紀さんは、はじめての感覚に我を忘れてしまったといいます。
「結婚前は『バカとセックスすると老ける』と思って、経験人数は片手で収まるほどでした。まさか、こんなことになるなんて……」
風間さんとの行為に夢中になる一方で、心のどこかでは「早く家に戻らなきゃ」と思っていた早紀さん。
事を終えると、早めに帰ることに。彼は咎めずに、タクシーが拾えるまで、外で手を繋いでいてくれました。
「そういった気遣いが、嬉しかったんです。夫との会話は必要最小限だけだし。40歳を超えると、誰かに優しくされることって、無いじゃないですか」
彼女は家に帰ってからも、上機嫌で居られました。すでに次に会う約束を、取り付けてあったからです。
「彼は本部に来るときに、連絡をくれるようになりました。行員は健康診断や研修など、たまに来ることがあるんですよね。そのときは、一緒にお昼を食べて解散。体を求めてくるだけじゃないところも、好印象でした」
親身に悩みを聞いてくれて、さらに妹経由で夫の動向もウォッチできるので、彼は貴重な存在でした。
すでに出世とは程遠い部署にいる彼ですから、
「この人に話しても私の出世には影響しない。私を蹴落とそうとしない」
という安心感もありました。
「男って、お金や地位じゃないな…と思いました。もしかしたら、この人と結婚したら幸せだったのかな?って」
しかしこの考えは、数日後に改めることになるのです。
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