来週台湾でも行こうかな?と思ったら。40代のおひとりさま旅行手配

このところ女性の旅のディスティネーションとして、圧倒的な人気を誇っているのが台湾です。それも年齢層問わずという印象(根拠なし。筆者の感覚)。雑誌でも台湾を特集すると売上がいいというし、ウェブ記事でも台湾をテーマにするとアクセス数が良かったりします。

LCC(格安航空会社)が続々と就航していることに加え、東京から約4時間(大阪から約3時間)でさくっと行ける気軽さ、何よりおいしいものがいっぱい! ということも大きいのでしょう。私も何度か旅していますが、毎回、自分の胃袋の貧弱さに歯がゆい思いをしています。もっと食べたいものいっぱいあるのに全然食べきれないよ……。あと治安がいいことも人気を後押ししているのではないかと。また、中華料理はえてして大皿が多い印象ですが、台湾にはひとりでいただける小さなポーションの料理も多々。女性がひとり旅しやすい旅先のひとつだと思います。

そんなわけで「来週にでも行こうかな」とひょいと決められるのもその近さゆえ、ふと思い立った、台湾旅行。最大の目的はおいしいものを食べること。前回行った際に、食べられなかったもの、行けなかった店がいくつもあるのです! そして、夏のお楽しみ“マンゴー”も満喫しなくっちゃ。

来週末に出発すると心を決め、まずは航空券の手配。私は航空券を手配するときは、一括横断検索サービス「スカイスキャナー」のアプリを使います(私は基本的にスマホのアプリを使っていますがウェブからももちろんアクセス可能)。世界中の航空会社(日本の国内線もOK)、ホテル、レンタカーの各種検索サイトをリアルタイムに一括して比較検索できる検索サイトです。

出発地と目的地を入力すると、その路線の発着時間や到着時間、料金がずらり。リストは安い順に並べ替えることも所要時間が短い順に表示させることも(安いほうがいいけど時間がかかりすぎるのはちょっと~という場合に便利!)可能です。また、燃油サーチャージや出入国税、空港使用料などを全て含んだ、実際に支払う金額が表示される点も気に入っています。

「あまり早い時間の飛行機はイヤなのよね」と発着時間を絞りこんで航空券を検索できるし、旅行の日程に多少幅が持てれば、出発地、目的地別に最も安く予約できる時期と、航空券の安い月・高い月が簡単にわかる「ベスト・タイム・トゥ・ブック」機能を利用し、最安値のチケットを探すことができます(ウェブのみの機能)。平均価格に比べ、どのくらい安くなるか、高くなるかが月別に表示されます。

「っていうか、それどんなシステムになっているの?」と思われる方もいると思うので、簡単に仕組みの説明を。英国スコットランドに本社を構える「スカイスキャナー」は2003年設立。日本語言語にも対応しています。世界中に1,200(2017年9月現在)を超えるパートナー企業を持ち、パートナー企業である航空会社やホテル、レンタカーのデータが検索で表示されるというシステム。とはいってもスカイスキャナー自体が航空券やホテルを販売しているのではなく、購入する航空券、ホテルが決定したあとは、サイト外部の旅行代理店や航空会社サイトに飛び、そこで決算するかたちになります。スカイスキャナーを通しての予約が発生した際に、旅行代理店なり航空会社なりがスカイスキャナーに一定の手数料を払うのです。利用者である私たちには手数料の支払いの必要はありません。

今回は(も)「スカイスキャナー」のアプリを通じてチケットをゲット。朝早すぎるのは勘弁だけど、ランチは到着後に台湾で食べたい! と現地に11時~13時半くらいに着く便を絞りこんで予約しました。

余談ですが、「スカイスキャナー」の航空券検索は目的地が決まっていなくても可能(笑)。目的地を「すべての場所」にして、価格の低い順に表示させれば、どのタイミングで、どこに行くのが安いか検索できるんです。「どこってわけでもないけどどこかに行きたい! 価格重視で!」なんてときにも便利です。

私は時々、ゲーム感覚でアプリを開くことも。たとえば、近いうちにキューバに遠出したいと思っているのですが、遠すぎてどんな経由地のエアがあるのかわからない~。そこで、出発日と復路の日付を「最安値の月」にして検索してみると、11月の出発&帰国で、サーチャージ込みで10万円ちょっとの航空券が出てきました(10万円を切るものもあったけれど乗り継ぎ時間が長すぎなので却下)。夢は広がります。

また、ウェブのみで可能な機能となりますが、世界地図から目的地を探せる「地図機能」も楽しいですよ。検索窓の下にある、「地図からさがす」をクリックして出発地(私の場合は「東京」)を入力すると、世界地図に行き先の候補が表示されます。

そっか~こんなにいろいろなところに行けるんだ! と夢は広がるばかり(笑)。そして、今度は現実的な話になりますが、「価格」をしぼることもできちゃいます。「6万円でもっとも遠いところに行きたい」なんて探し方もあり。予算に応じて目的地が選べるというわけです。直行便か乗り継ぎかがひと目でわかるのも重宝します。

そんなわけで今年の夏休みは台湾を旅することに。次回以降、何度かに分けて、大人の女性のひとり旅に特化した台湾のおすすめスポットをご紹介していきますね~。

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