どう頑張っても「子どもと生き別れの状態」が続く。それでも前を向く47歳主婦の葛藤
3年半もの間、子どもの安否すらわからない。でも前を向いて歩き始める
夫による子どもの連れ去りから3年半。いまだ茉莉子さんは、子どもたちに会えていない。
子どもたちはそれぞれ中学2年生、小学3年生になる。とくに上の娘は、そろそろ父親の支配から抜けて、自分の意志を持ち始めるころだろう。
「いまどきの子だから、SNSなどを始めているかも。いつかつながれるかもしれないと思って、最近は、私自身の日常や子どもたちへの思いをインスタグラムに投稿しています」
理不尽な目にあったとき、どのように対応するかは人それぞれだ。泣いて降参してしまう人もいれば、徹底的に闘いを挑む人もいる、しなやかにやり過ごす人もいる。正解はない。自分自身がどう生きたいか、どこに人生の意味を見つけるかが、肝心なのだ。
「ごくふつうにお母さんをやって、夫や子どものために生きていく未来しか見えていませんでした。私は何をしたいのか、私を主語にして考えたこと、なかった。でも、いまは常に私を主語にしています。きびしいけれど、清々しい」
いま、茉莉子さんは会うたびに笑顔である。そして、とてもきれいだ。
前編>>>『44歳専業主婦がある日突然「子どもと家を奪われて」起きたこととは?あまりの理不尽に言葉もない』
■編集部より
共同親権や離婚、連れ去りに関するご自身のご体験、ご感想がある方、ぜひお聞かせください。
この記事は
ライター
上條まゆみ
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