お金持ちの街【芦屋】では「自転車に乗れるかどうか」でお金持ち度がわかる!?【後編】

2024.03.02 LIFE
【前編】に続く後編では、芦屋の「山の方」の自転車事情が明らかに?

【芦屋マダムが語る独特すぎる!?「芦屋あるある」連載 #2 後半】

「山の方」は自転車には乗る機会がないってホント?

しかし、そもそも自転車の需要がない「山の方」は事情が違います。
大人になってからですが、市内出身の同級生たちと出かける計画をしていた時のこと。

「じゃあ自転車で行こうかな」という提案に「私、自転車乗れないんだ」という人が現れたのです。
自転車=生活必需品として育ったほかのメンバーがびっくりしていると、「だって乗る機会がなかったから」と。

話を聞くと、彼女の家は明らかに「山の方」。
自宅前は傾斜の強い坂道で、自転車で出かけた場合、帰りは自転車を押して登るしかありません。
そのため、そもそも家に自転車がなく、自転車に乗る練習すらしたことがなかった、というのです。

 

小学校のクラスにも自転車に乗れない子はたくさんいたそうですが、なぜか学校で練習した一輪車には乗れるとのこと(笑)。
「順番がおかしい(笑)!!」と盛り上がりました。

子どもの頃の初めての成功体験として「自転車に乗れるようになった」ことがない人がこんなに身近にいた!という近距離のカルチャーショックは、今でもはっきり覚えています。

 

「足腰には自信がある」という芦屋マダムも

転がりだしたら止まらない急な坂道がいっぱい

その代わり坂道を歩くことには慣れていて、10分程度の坂道なら息も乱さずスイスイ登れると言います。
彼女に限らず、「山の方」の芦屋市民は子どもの頃から坂を歩くことに慣れている方も多く、通勤や買い物など、日常的に坂道を上り下りしている方も。

それが高じて散歩ついでのハイキングや、日帰り登山を趣味にしているマダムにもお会いしたことがあります。
芦屋で坂道をスイスイ登っていくマダムを見かけたら、実は自転車には乗れないのかも?と想像してしまいます。

 

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