
「産後クライシス」に悩むアラフォー女性。夫の愛情を感じられなくなり、二人目妊娠したくてもできない焦燥
産後も、非協力的な夫に心が離れていき……
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妊娠中から「家のことに非協力的」だった夫は、もちろん産後も家事・育児を手伝う素振りはなく、それどころか夜泣きをする赤ちゃんに対してイライラをぶつける始末。
「明日、仕事で早いのに、これじゃ眠れないじゃないか!」とイライラをぶつける夫に対し、美咲さんは涙目で「私も産後で辛い体なのに、あなたも協力してよ」と気持ちをあらわにしていたそうです。度重なる自分本位な夫の態度に、次第に美咲さんの心も離れていったそうです。
ただ、美咲さんには「2人子どもが欲しい」という希望があったため、子どもが1歳になった頃には「妊活をしたい」と、夫へ提案したそう。しかし、夫からは「別に子どもは1人でいいんじゃないの? つわりも大変そうだったし、もういいでしょ……」と言われたそうです。
美咲さんによると、あんなに大変だった「つわり地獄」は今でも覚えているものの、第一子を出産すると「また妊娠・出産したい」という気持ちが沸き上ってきたそうです。
第2子は欲しいのに、夫から協力してもらえない
美咲さんが「第2子」を求めてはいたものの、夫は既に美咲さんを抱こうとはしなかったそう。夫によると、どうやら産後に子どもの面倒を必死で見ている美咲さんを見て「女性というより、お母さんとして見てしまうようになったため、手を出せなくなった」のだとか。
夫からの言葉を聞くなり、美咲さんは衝撃と辛さでパニックになり、動悸がおさまらなりませんでした。
この出来事から、美咲さんから「夫」への愛情は薄れていきました。夫婦の営みはなくなってしまったものの、美咲さんの「性欲」そのものが、決して消えた訳ではありませんでした。
むしろ、子どもを産んで1~2年した頃は、より一層性欲も増してしまい、悶々とした日々を過ごしていたようです。
子どもが産まれて1歳になった頃、保育園に長男を預けて、美咲さんは職場へ復帰しました。職場には、20代の新入社員の男性が数人入っていたこともあり、若い男性からニコニコと笑顔で対応されるなり、美咲さんの性欲もより一層増すようになったとか。
ただ、残念ながらその性欲を他の誰かで埋めることはできなかったことから、次第に美咲さんは一人でその性欲を、こっそり処理するようになったそうです。
一人で「性欲」を処理せざるを得ない状況に、惨めさで胸がいっぱいに
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一人で性欲を処理するようになった時には、夫に女性として自分が見られない惨めさと寂しさで胸がいっぱいになり、時には一人で涙することもあったようです。
時には、夫に「どうして抱いてくれないの?」と、美咲さんが激しい怒りをぶつけることもありました。夫の返信が遅い時は浮気を疑って、なじることもあったようです。しかし、夫はいつも明確な返答はしないまま動じず、「仕方がない」の一点張りだったそう。今では、同じテーブルを囲んで食事をしても、夫婦の会話はほぼなくなってしまったそうです。
それから数年が経過し、今では美咲さんも37歳。すでに夫婦生活の営みはなく、セックスレスの日々が続いているため、2人目は諦めたそうです。今でも、Facebookなどで友人の「2人目が生まれました」報告を見ると、羨ましいという気持ちが芽生えて仕方ないそうとか。
この経験から、美咲さんは「結婚前に、夫婦で何人子どもが欲しいかについて、しっかり話しておくべきだった」と後悔しているようです。子どもが何人欲しいかどうかは、人によって考えも違いますし、ましてや出産後に「産後クライシス」に陥るなどの理由から「セックスレス」になる夫婦も少なくありません。
「子どもが2人(または3人)欲しい」という場合は、結婚に焦る前に、事前に将来の「人生設計(子どもを何人欲しいか、将来家を建てるかどうかなど)」についてパートナーと話し合っておくことが大事といえるかもしれませんね。
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