「共感からの恋」は危険? 異性にだらしない男性に振り回された、バツイチなりたて女性の後悔

2024.03.06 LOVE

彼のカミングアウトに、開いた口が塞がらない

また、その時に雄一郎さんは初めて、離婚した理由を美恵子さんに語ってきたとのこと。どうやら雄一郎さんは性欲がかなり強く、一人の女性では満足できないタイプとのことでした。そのような理由から、結婚していた時も元妻とは別に2~3人の女性と交際していたようです。元妻は、雄一郎さんの浮気も最初は理解してくれていたようですが、子どもができたことで考えも少し変わっていったのだとか。

そもそも、小さな子どもから見て「浮気をするお父さん」と、「浮気を許容するお母さん」の関係は教育にも良いとはいえなかったのでしょう。

 

おそらくBAR以外のデート先でキョロキョロしていたのは、「他の女性にバレたくない」という心理があったのかもしれないと、美恵子さんは語ります。

美恵子さんが何より驚いたのは、彼が「被害者」のように身の上話を語り始めたことだったそうです。離婚したのは明らかに自分の浮気が原因なのに、「子どもができてから、急に元嫁の態度や考えが変わった」「子どもになかなか会わせてもらえない」と、涙目で語っていたようです。

 

そんな雄一郎さんの姿を見て、美恵子さんの気持ちはすっかり冷めたそうです。しばらくしてから「一人になりたい」と、美恵子さんのほうから別れを告げました。彼は引き留めることもなく、あっさりと「今までありがとう。君の幸せを祈っているよ」と伝えてきたそうです。あまりのあっさりした口調に、美恵子さんは思わず拍子抜けしたそうです。

 

この出来事をきっかけに、「子どもができることが、必ずしも夫婦の幸せとは限らない」と悟ったと、美恵子さんは語ります。美恵子さんは雄一郎さんと別れてから、そのBARに行くこともなくなりました。

 

 

お酒やBARへ行くのをやめて、スキルアップを目指すことに

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今はお酒や人恋しさで「寂しさ」を紛らわすのではなく、自分のスキルアップのために「マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)」の勉強を始めたのだとか。勉強に集中することで、余計なことを考えなくなり、寂しい気持ちも薄れていったようです。

今では、美恵子さんは結婚、子どもといった「女性の幸せ」に捉われるのではなく、自分らしく過ごすことをモットーにすると決めたのだとか。それでも、街で幸せそうな家族を見る度に、キュッと胸が苦しくなることもあるそうです。

ただ、寂しさを理由に恋愛を始めると、心の隙をついてくるような人物しか寄ってこないので、次の恋愛をするまでは「自分を高めよう」と決めたそうです。

 

離婚、失恋後など、人恋しい気持ちの状態で相手を探してしまうと、心の隙間にスッと入ってくるような人物と恋がスタートしてしまうこともあるでしょう。ただそんな時に限って、性的な欲求を満たすためだけにすり寄ってくる男性は多いもの。

お互いに支え合えるようなパートナーと巡り合うには、人恋しい状態のまま相手を探すのではなく、美恵子さんのように「スキルアップのための努力」をしてからのほうが良いのかもしれませんね。

 

 

【編集部より】
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