
仕事ができる“いい女”が選んだのは「モテない男」。結婚後、とんだ誤算が判明! 相手は3股男だった
はじまりは不倫相手との別れ
兵庫県在住のマリコさん(仮名・50歳/会社役員)は、出版社でバリバリ働く女性誌の編集者。20代の頃は仕事のデキる編集長(竹野内豊似)と不倫の恋に身を焦がしつつも結婚する気はなく、「恋愛のおいしい部分」だけを楽しんでいました。
「自分でいうのもなんですが、ドラマに登場するような『マスコミで働くイイ女』を地で行っていたと思います」とマリコさん。
そんなマリコさんの転機は編集長との別れでした。モテてしまう編集長はマリコさんの同僚にも手を出してしまいます。本気で編集長を好きだった同僚は退社届の提出とともに、なんと不倫関係も暴露!編集長には特におとがめはありませんでしたが、彼は退社して独立を決意します。
幸いマリコさんと編集長の関係はバレることはありませんでした。マリコさんは彼と別れる気はさらさらありませんでしたが、「もしきみとの関係がバレたら、お互いに身の破滅だ。別れよう」と彼。
マリコさんは考え直すよう説得しますが、彼の気持ちは変わりません。せめて独立した会社についていきたいと言っても彼の答えはNo!
気を取り直し、仕事にまい進しようとするも、新しい編集長と感覚が合わず、マリコさんの立てる企画はことごとくボツを食らうようになります。
男を忘れるには次の男、だけど…
自他ともに認める「イイ女」のマリコさんは当然モテモテ。しかし誘われるままデートを重ねてもイマイチピンとくる男性がいません。
元カレの博識さやスマートなエスコート、余裕のある態度などが思い出されます。「やっぱり彼みたいな人はいない…」ついつい比べてしまい、肩を落とし帰宅する日々。
仕事にも大きな変化がありました。女性誌の編集から外れて地味な機関誌の編集に異動することになったのです。元カレとの別れを境に、すべてがうまく行かなくなりました。「バイタリティのあるわたしにしては珍しく、何もかもがイヤになっていました」とマリコさん。
そんな中で知り合ったのがのちの夫(55歳/会社員)でした。正直、マリコさんの好みのタイプはなかったといいます。しかし彼には不思議と憎めないところがあり、なんとなく乗せられて、気づいたら結婚することになっていました。
彼と結婚を決めた理由
結婚を決めた時に、まわりからはどうして?彼のどこがよかったの?と聞かれたというマリコさん。「彼とほかの男性との違いは、『しつこくてめげないこと』に尽きました」といいます。
失恋の痛手と仕事がうまく行かないことで弱っていたマリコさんの心のスキマに、彼はするっと入り込んできたのです。
「彼と一緒にいると、気負う必要がなくて楽でした。こういう人となら、一度くらい結婚してみてもいいかな、と思えたんです。モテすぎる男性にはこりたので、彼には悪いけど、これくらいでちょうどいいかな、という想いもありました」
先輩が密告した「夫の秘密」
ところが結婚後にマリコさんは夫の意外な一面を知ることになります。
最初に変だと感じたのは結婚式について話し合っているとき。彼なら当然「マリコちゃんのドレス姿が見たい」というはず。ところが「結婚式はやらなくていいよね?ね?」とダメ押しする夫。式なんてめんどくさいと思っていたマリコさんは「うん、いいよ」と同意したものの、違和感がありました。
偶然街で会った夫の先輩から、彼の秘密を聞かされたのです。「実はあいつ、社内に婚約者がいたんだよ」それだけではなく、彼が去年出向していた支社の取引先にも彼女がいて、大阪に戻るときに揉めたといいます。
驚いたけれど、ショックだったかといえばそうでもなかったそうです。なるほど、だから結婚したことを公にしたくなかったのかと、それまでの違和感に納得しました。どうせ隠し通すことなんてできないのに!思わず笑ってしまったマリコさんは先輩と意気投合。
「普通は後輩の浮気を妻に教えませんよね。でもなぜか先輩は、わたしが夫の3股を聞いても動じない女だと思ったみたいなんです」この先輩はその後も夫の(主に女がらみの)情報をマリコさんに教えてくれることとなるのです。
【前編】では、仕事も連載も絶好調だったマリコさん。ところが、彼との別れをきっかけに仕事もうまくいかなくなってしまい、別の一見モテなさそうな彼と結婚を決めた、という経緯をお伝えしました。
▶つづきの【後編】では、治らない夫の浮気癖とマリコさんはどのように対峙するのか?仕事や 結婚生活はどうなるのか?…についてです。__▶▶▶▶▶
【編集部より】
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