東京大学の楽しみ方・学び方が、先輩から後輩へ伝承される4月の伝統行事「オリ合宿」とは
前回から東京大学で4月に行われる“オリ合宿”を紹介しています。
宿についたら、みんなで山中湖に向かい、写真撮影を行いました。
山中湖越しに見える富士山は壮大で美しく、開放感が我々を満たします。歩いたり、走ったり、肩車をしたり、それだけで著しく楽しかった。もうこのメンバーで旅行をすることがないと思うと悲しみが込み上げてくるほどでした。
そのときの様子はぼくのInstagramで見ることができます。
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全体や班、言語などさまざまな組み合わせでの写真撮影が終わると、宿に戻って自由時間になります。
ぼくは持ってきたボードゲームで同級生と遊んで、バーベキューまでの時間を過ごしました。
バーベキューは、半畳ほどの鉄板が2枚あって、その上で豚バラ肉や野菜、焼きそばを調理する仕様です。
すべて2年生が調理を行い、1年生にはゆっくり食事と会話をたのしんでもらいました。去年は1年生が調理を行なっていたので、我々は2年連続で調理を担当しました。
思うに、ただ食べて話をするより、共同作業をして親睦を深める方がよりよい。1年生には調理の楽しさを知って欲しかったのですが、「ねぇ、1年生も作らない?」などと声をかけると、面倒な作業を押し付けられたと思うかもしれません。
「しまった!先輩にやらせてはいけなかった!」と必要以上に上下関係を意識させるかもしれません。
“調理は楽しいからやる”ということを言葉で伝えることは難しい。自ずと気づく感覚です。
来年のオリ合宿でこの楽しさを堪能してほしいと思います。
【前編】では、東大の4月の伝統行事「オリ合宿」についてお伝えしました。
▶つづきの【後編】では、「19歳からの学び」としてさんきゅう倉田さんが20歳年下の級友たちから学んだこと、後輩への接し方心得などについて語っていただきます。__▶▶▶▶▶
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