真面目だったのに「道ならぬ恋」に堕ち…。恍惚のあとに彼女が見たものとは(後編)
思いを手放せない理由とは
「何ていうか、悔しいじゃない。あの人には戻る家庭があって、私はひとりなのよ?その気がなくなったからポイっと捨てて何食わぬ顔で奥さんの元に帰って、私だけつらいなんて……」
「それが不倫だもん」
一緒に落ちるわけにはいかないので、どうしても現実を口にしないといけない。こんな言葉はしらけるもので、未希子に落胆を与えると想像ができても、ネガティブに傾く気持ちを止める必要があった。
「……」
案の定、未希子は黙る。
これまで経験してきた「普通の恋愛」でこうはならなかったのに、どうして「不倫」でここまで相手を責めるのか、その根っこには惨めさがあって、自分だけが大きなダメージを受ける現実に抵抗しているのだと思った。
「悔しいのはわかるよ」
静かな口調を作ってそう言うと、未希子が はあ…とため息をつくのがわかった。
一方的に終わりを告げられて、追いかけることも、やり返すこともできないから惨めさが募る。下手に動けば社会的に自分もまずいことになり、どんな道を取っても気は晴れない。
「結局、馬鹿を見るのは私なのよね」
未希子がつぶやく。そうなのだ。対等でない関係を経験すると、自分だけが損を負う結果に自信を失い、みずからを大切にする意識が消えてしまう。惨めな自分をまずは受け止めるのが、立ち直る最初になる。
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恋愛相談家
ひろたかおり
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