夫の「強引な性生活」が苦痛だったアラフォー妻。職場の若い男性との「沼」にどっぷり。もう、抜け出せない

2024.08.01 LOVE

夫の行動を見ていくうちに、少しずつ気持ちが冷めていった

涼花さん(仮名)は、愛知県にお住まいの39歳です。涼花さんには2歳年下の夫、小学生6年生、4年生の子どもが2人います。結婚して15年になる夫に対し、涼花さんは「同居人」という感覚で見ており、異性としての愛情は薄れていると語ります。

涼花さんの夫は、整備士として働いています。彼は真面目に仕事しているものの、給料は一般的な金額よりやや少なめでした。結婚当初は彼の稼ぎ分まで働こうと、子どもを保育園に預けながら必死で働き続けたと、涼花さんは語ります。

ところが、そんな一生懸命な涼花さんの気持ちも虚しく、夫は少々のん気な様子。夫婦は共働きなのに、家事には非協力的でした。涼花さんがせっせと洗い物をしていても、のんびり鼻歌を歌いながら携帯ゲームを楽しんでいる、なんてこともしばしば。共働きなら、せめて少しは手伝って欲しいものですよね。ましてや、子どもも2人いるのですから。

家事に非協力的な夫の行動を見ていくうちに、涼花さんの気持ちが徐々に冷めていったそうです。

夫は涼花さんのそんな気持ちに気づくこともなく、当たり前のように妻の体を毎晩求め続けてきました。夫連日のように体を摺り寄せてくる夫に、涼花さんはどうしても乗り気にはなれません。

 

 

気がのらないのに、夫に毎晩体を求められて憂鬱

涼花さんの夫への気持ちが冷めたのには「家事に非協力的」以外にも、あるひとつの「理由」がありました。どうも涼花さんの話によると、夫は前戯を省きたがり、すぐにコトを済ませようとするのだとか。前戯をお願いしても「君のあの部分はちょっと臭うから…」と失礼な理由で、全くお願いを聞いてもらえません。前戯がない状態での性生活は痛いだけ。気持ちよくなれないものですよね。

涼花さんによると、行為時の「痛さ」が毎回苦痛で、いつも「早くこの時間が終わって欲しい」と思いながら、夫との性生活を送っていたそうです。しだいに夫としたいと思えなくなり、対応するのも面倒と感じているのだそう。

夫との性生活にストレスを感じていた頃、職場で出会った男性と仲良くなります。彼は涼花さんが働く会社の営業マンで、精悍な顔つきをした好青年。職場では、「もうすぐ彼女と結婚するらしい」という噂で持ち切りでした。

涼花さんより10歳年下の彼は、営業職なだけあって、話も上手くて距離の詰め方も絶妙。涼花さんからすれば、彼はかっこよくて魅力的で、仕事もできる男性という印象。もちろん、自分とまさか恋愛関係になるとは思ってもいませんでした。

それは、あるお昼休みの時でした。いつものように疲れた様子でデスクに座っていると、彼が「もし良かったら今からご飯を食べに行きませんか」と、ランチに誘ってきたとのこと。突然のお誘いに、涼花さんはびっくりして目を丸くしたそうです。

 

 

若いイケメンからの誘いに、びっくり

彼とランチをすると、「最近、彼女と会話が進まなくて。どんな話をすればいいのかわからない」と、突然恋の相談を受けたとのこと。涼花さんはどんなことでもいいと伝えたものの、彼は渋い顔をしたそう。噂ではもうすぐ結婚すると聞いていたけれども。もしかすると、ちょっと気難しくて気を遣うタイプの女性なのかもしれない。そう、涼花さんは感じたそうです。

その日から連絡先を交換し、次第にLINEのやり取りをするように。最初のころは彼の恋愛相談がメインでしたが、やがて涼花さんも夫との関係について相談するようになっていきました。

性生活への悩みを打ち明けていくうちに、彼も話を聞いて興奮してしまったのでしょうか。その後、自然と彼とホテルに行くようになっていたと、涼花さんは語ります。彼は前戯も丁寧に行ってくれるので痛みもなく、抱かれるたびに心地よさを感じるのだとか。ホテルに行くと、彼と一緒にお風呂でまったりするのも楽しくて仕方ないそう。そうなってしまうと、もう「沼」ですよね。

2人は連絡手段にLINEではなく、Instagramのダイレクトメッセージを利用しているとのこと。InstagramのDMであれば、アプリさえダウンロードしなければ、携帯に通知が来ることはありません。今のところ、夫に2人の関係がバレないまま、不倫関係が続いているそうです。

ただ、この不倫関係にはひとつ問題があるのだとか。その理由は、彼が避妊をしてくれないこと。万が一妊娠してしまったら、取り返しのつかないことになってしまいます。涼花さんは、何度も「避妊をして欲しい」と彼に訴えていますが「大丈夫」と言って、ヘラヘラと対応されるだけ。若いので、あまり難しく考えていないのかもしれません。

 

▶この記事の【後編】を読む▶ 避妊してくれない彼に、不安が募る日々。彼との関係は続けたいけど、万が一が心配。涼花さんはある行動にでることに……。 __▶▶▶▶▶

 

 

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