毎月ファッションにいくら遣ってる?気になる他人の消費動向
マネー相談で家計簿を見ていると、「被服費」の支出する金額に大きな差があります。毎月洋服代に数万円かけている人もいれば、ほとんど洋服を買わないという人もいます。洋服代にお金をかけてないからといって、ファッションに興味がないというわけではなく、ファストファッションなど上手に取り入れて、オシャレな着こなしをしている人も少なくありません。
■アイテムごとに平均いくらぐらいかけているのか
2016年家計調査による35~59歳女性のアイテムごとの年間支出をみてみます。婦人服11,299円、婦人用上着3,619円、スカート4,272円、婦人用スラックス9,354円、婦人用コート2,982円、ブラウス6,966円、他の婦人用シャツ10,870円、婦人用セーター11,703円です。あくまでも平均なのですが、ファッションにお金をかけている人からすれば、1ヶ月の平均では?と思いたくなる数字です。
マネー相談では、皆どれぐらいお金を使っていますか?私、使いすぎですよね?と聞かれる事があります。お金の使い方には人それぞれの価値観も大切だと思うので、一概に使いすぎとは言い切れませんが、貯蓄ができてなくて収入を全部使ってしまっているという事であれば、お金の使い方を考えなくてはなりません。できれば洋服代は毎月の手取りの5%以内を目安におさえましょう。
■ファッションにかける購入費用・アイテムを決める
買うつもりがなく、ちょっと見てみようかなとお店に入っても、見れば欲しくなるものです。毎月の購入費用を決めておくことが大切です。どんなに欲しくなっても、予算オーバーであればグッと我慢します。お店で欲しいと思っても、帰宅したら、それほど欲しいものでもなかったなと思うことも多々あります。
また、気をつけたいのがネットショッピングです。あと〇個と画面に表示されるものも多くあります。あと1個と表示されているのを見たら、ここで購入しないと手に入らない!買わなきゃ!という衝動にかられやすいものです。実際に商品が届いてみたら、そんなに欲しいわけでもなかったのではと思うこともあるでしょう。欲しいという衝動にかられたら、まずは「お気に入り」に入れておきましょう。時間がたつとクールダウンしていることもあります。お店に行く前にネットショッピングを見る前に、購入費用はもちろんですが、アイテムも決めておくことで無駄な買い物がさけられます
■アウターは長く着られるもの、流行ものはプチプライスを狙う
アイテムの中でも特に高額になりがちなのがアウターです。毎年コートを新調できたら理想的ですが、購入費用がいっきにかさみます。コートなどのアウターは何年に1度と決め、長く着られるものをチョイスするようにしましょう。また、ファッションに敏感な人ほど、流行ものは翌年には2軍落ちしてしまいます。上手にファストファッションを取り入れて購入予算内で買い物しましょう。
これから年末にかけてセールも始まります。セールになっているから買わなきゃ損ということはありません。セールにまどわされず、決めた購入予算、アイテムと自分で決めたルールにそってオシャレを楽しんでください。
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