3高イケメンと結婚したのに地獄。「不倫に逃げるしかなかった」恐怖の新婚生活

2024.08.29 LOVE

夫の「裏の顔」を知ってしまい流産

北品川駅に近い彼の1LDKのマンションに移り住んだタイミングで、夫の「意外な嘘」が発覚します。

 

「結婚から2ヵ月ほど経った頃、夜中に彼のパソコンのキーボードが壊れ、私のノートパソコンを勝手に使ったみたいで。翌朝PCを立ち上げたらいきなり彼のアカウントのフリーメール画面が表示されました。『やばい見ちゃダメなヤツ。でもこれは私のせいじゃないしな』と、思わず目を走らせると、里代のメールアドレスが目に飛び込んできました」

 

メールを開くと、彼が半年ほど前に里代さんを恫喝していたことが発覚。

 

「彼のメールは目を覆うような内容でした。『僕の悪口を綾子に言っていると聞きました。誹謗中傷は社会人として考えられない悪事です。あなたがこんな陰湿な性格だと上司やお友達は知っているんですか? 僕の同僚は金融畑のアツくなりやすい連中も多いので誹謗中傷を続けるなら力を貸してくれるかもしれません。嫌がらせは辞めるよう忠告させていただきます』そんな文面で。里代は、『おっしゃることはよく分かりました。大人同士のことなのに、差し出がましいことを申し上げました。すみません。もう、干渉しないようにします』とだけ返信していました」

 

真っ青になった綾子さんは、翼さんを問い詰めます。しかし逆に、「人のメールを勝手に見るなんてどういうことだ」と、逆ギレされてしまいました。

 

「それがきっかけとは言いませんが、私は流産しました。私が実家に帰ろうとすると、彼は泣きながら私の手を取って、『自分は気が弱いので保険業界の荒っぽい男達に影響を受けすぎた。里代さんには謝罪して心を入れ替える』と謝ってきました。私は『顔がいいだけあってなんか韓国ドラマみたいだな』とぼんやり考えていました」

 

一旦は、翼さんを信じることにした綾子さん。翼さんは里代さんに着信拒否をされていたので、綾子さんが代わりに里代さんに、謝罪文を送信。

 

「里代は関わることに懲りたのか、強くは出ませんでした。でも、『私が口を出しすぎたのは本当なので、もういいよ。ごめんね。翼くんにはあんまり関わりたくない。でも、綾ちゃんこれだけは言わせて。綾ちゃんの頭でよく考えて、ご両親によく相談して。そのうえで幸せなら、私の勘違いなんでしょう』と。その言葉を、吸収できる自分だったらよかったんですけど…」

 

当時の綾子さんは、祝福されない結婚と流産のショックで、「プライドがガチガチに固まっていた」精神状態でした。 里代さんのメールを「なんか上から目線だな」と感じ、「見たくないメール」をすぐ閉じてしまいました。

 

▶つづきの【後編】では、里代さんの忠告ともとれるメッセージの意味を読み取れず、PCが閉じた綾子さんが不倫に走ることになる経緯と顛末をお伝えします。__▶▶▶▶▶

 

注記: 本作品は、実際の取材に基づいたセミフィクションです。 個人情報保護の観点から、一部内容に脚色や変更を加えています。

 

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