「奥さんが美人と知って、取りたくなった」医師の夫、浮気相手は地雷系20代だった。51歳の妻がとった行動とは

2024.09.05 LOVE

「年をとった美人より若いブス」と謎のマウント

「美弥さんが『妊娠はしていなくて、好奇心で呼ばれただけなら私はもう帰りますね。女子会じゃないんだから、これ以上お喋りするのも不自然でしょう。とにかく夫とはもう2人で会わないで。万が一続いていたら、訴えるかもしれないですよ』と言った後、帰ろうとしました」

 

娘もいる身でメンタルが不安定な相手を刺激したくなかったので、お金は払おうと伝票を掴んで立ち去ろうとしたという典子さん。

 

「その時、美弥さんから信じられない捨て台詞を投げられました。『年を取るって、悲しいですよね。こんな美人でも、こんなブスと同じ土俵に立たなきゃいけない。付き合うだけなら年を取った美人より若いブスの方がいいってよく言うけど、時の流れって残酷。きれいな奥さんがいる男を引っ掛けると、自己肯定感が爆上がりします』って。あなたの自己肯定感って何なの? と呆れるを通り越して悲しくなりました」

 

無視しようと思いつつ、腹立ちのあまり、ついつい振り返ってしまったそう。

 

「美弥さんは小柄なので、小学生の娘と同じくらいの座高のぷっくりした頬の子供がポツンと座っていて、なんとも言えない気持ちになりました。頭がきたので、言ってやりました。『あなた今、すごく意味のないことをしているって分かっている?小学6年生の模試の偏差値が50だったからって、悔しくて5年生の模試に潜り込んで65とってなんの意味があるの。自分のレベルも受かる学校も変わらないでしょ? 自己肯定感もなにも、あなた自身の偏差値は同じ。そんなことをする暇があったら、お化粧でも練習したほうがよっぽどマシ』って。まるで子供への説教のようでしたね」

 

典子さんは「若さがもったいない」と言い捨てて、そのまま振り返らず店を後にします。

 

「背中から『偏差値50かぁ……。あ、たいちー先生と私とのFBのやり取りに、奥さんの写真がありますよ。私とライン交換した最初の日だったかな。あれを見て会いたくなったんです。雑誌に出ている人を見てみたいな、って』という声が追いかけてきましたが、もう振り返ることはありませんでした」

 

 

「二度と顔出ししない」と決意した妻

店の外に出ると、「やりきった」という充実感と「なんでこんな目に」という脱力感が同時に湧いてきたとのこと。

 

「夫からはすぐに『ありがとう。例の彼女から『奥さんに怒られたので終わりでいいです』ってラインがきました』と連絡があり、地面を頭突きで割る勢いで土下座している猫のスタンプが送られてきました。取り急ぎ、親指を立てたスタンプのみ返信しましたが、正直なところ、大迷惑でした」

 

今回の騒動で夫のSNSのパスワードは聞いた上で、いつでもログインする許可をもらっていたので、その場で美弥さんとのやり取りを確認した典子さん。

 

「私が雑誌のストリートスナップに掲載されたときの写真を、送っていました。『あのね、僕の奥さん、おばさん向けの雑誌に出てるの。おしゃれ読者の秋の着こなし。ってね。ショートカットで男みたいでしょ』と、惚気っぽい自虐発言をしていて。こんな言葉が彼女を刺激したと思うと…なんというか、毒気を抜かれて、ため息しか出ませんでした」

 

典子さんはそれ以来、広報担当としても裏方に徹して、雑誌やイベントなどへの「顔出し」を頑なに断っているそうです。

 

 

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