パワハラによるうつ病で再びレスに。1年ぶりの夫とのセックスは有休を取ってラブホテルへ【後編】

2024.09.20 LOVE

なかなか語られることのない、レスに悩む女性の本音にアプローチする「セックスレスの本音」。

今回はアオイさん(41歳)に話を伺いました。前編ではセックスレスを機にセルフプレジャーに目覚め、セフレとの関係を終わらせ、夫とも円満になった彼女ですが……衝撃の後編をお送りします。

 

◀◀前編はこちら◀◀セックスレス中の夫から「セルフプレジャー」を提案されて…それでも満たされず年下の彼と

 

【セックスレスの本音#4】

 

パワハラでうつ病、そしてレスへ

「40歳の私は、以前の職場を円満退職したあと、時短可能なパートの職場で仕事をしていました。2人目が未就学、学校生活を送りはじめた1人目との時間勝負のなか、少しずつ精神的に限界を迎えつつあったんです。職場ではパワハラがひどく、社歴の長い女性からは『なんであなたはそんなに働かないの?』『タダで雇っているわけじゃない。指示待ちするくらいなら辞めてくれる?』『ここでなにもできないから、ほかのとこいってもダメだよ』など、パワハラ発言を言われ続けていました。

 

バリバリ働いてきた彼女からしたら、子どもの急病で連絡したら休めることや、2人の子どもの世話をしている私が、気に食わなかったのでしょうね。自分を責める気持ちがどんどん強くなり、私にはもう価値がない、とまで思うようになりました。とうとう精神科に通うようになり、“うつ病”と診断されました。あれだけ好きだったセルフプレジャーにも気持ちが向かず、性欲もまったくわからなくなっていました。夫から誘われても『ごめん、今日は無理』と断り続けて、無意識のうちに彼の手を払いのけたこともありました。

 

断られると不機嫌になる男性が多いと聞きますが、夫はそんなことありませんでした。むしろ私の体調を気遣ってくれて、申し訳ないという罪悪感が募っていったくらいです。しだいに夫から誘ってくる頻度も減り、気付けば行為をしなくなり、3度目の約1年に及ぶレスの期間になりました……。セックスレスが続く中で、私は次第に自分に自信を失っていきました。私が魅力的じゃなくなったから、夫は私に興味を持たなくなったんじゃないか?という不安が募るばかりでした。

 

1年かけてようやく心を回復させ、いよいよ夫とセックスをすることになったんです! 夫が有給を取り、昔のようなドライブデートをして、ラブホテルに行く予定を組みました。でも、いざ行為直前で私はセックスが怖くてたまらなくなっていました」

 

>>1年ぶりのセックス。恐怖の先には……

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