昇進後、ラウンジ通いするモラハラ夫。性欲旺盛で増えた回数。でも2ヶ月レスで私の心は…【後編】

2024.09.13 LOVE

夫の扶養から外れたい!そこから人生の自分の人生が始まる

夫は「別の女の人と人生を歩むことになったら、お前じゃなくてそっちを選ぶからね」と急に言い出したんです。セックスはするくせに。むしろ私には、もうセックスしか用はないんでしょうね。

 

周囲からは「離婚したら?」と言われますが、子ども3人を抱えての離婚は現実的はではないです。むしろ、夫だけ自由にさせてたまるか!という気持ちになっています。子どもたちが成長したら、夫とは別の道を歩むべきだと感じています。

 

幸いなことに、今は2ヶ月くらいレスなんです。夫婦関係以外は充実していて、自分自身の活動や子育てに幸せを感じています。夫以外の人は私にとてもよくしてくれるので、なんとか自分を保てています。あとは読書をして、自分より波乱万丈な主人公を見て、なぐさめられたりもしていますね。

 

しばらくの目標は、まず夫の扶養から外れること。そこから自分の人生が始まる気がしています。時間と自由を取り戻し、もっと自分自身を大切にしたいですね。

 

 

 

 

 

自らの置かれた過酷な環境にも負けずに、冷静に分析をして語っていただいたサクラさん。知的で凛とした、子どもを守る女性の姿が垣間見えました。きっと彼女の歩む先には、明るい未来が待っていることでしょう。

彼女からは取材後に「夫婦関係について誰かに話す機会って、実はとてもありがたくて……。ひとりで悩んでも出口って見えないんですよ。読者の方にも、悩んでいる方がいると思います。仲間なり、そういう話ができる人を誰か見つけてください。苦しいのは、あなただけじゃありません。悩んでる人の声を、待っている人もいます。私もみなさんの声がとても聞きたいです」と言ってもらいました。

声をあげることは、とても勇気がいることだと思います。とくに夫婦関係は相談しにくいので、なおさら。しかし「私だけじゃないんだ」と思えることで、一歩前に進むことができるときがあります。あなたの声は、きっと誰かの力になります。

こちらの連載は毎週金曜日20:30に配信しています。ぜひ元気をもらって、週末を生き伸びる糧にしてくださいね。

 

◀◀前編はこちら◀◀
「家族を守るために、夫とする」、回数はレスではないけど、心はレス…

 

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<取材・文/綾部まと〉

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