「なんで私が⁉」45歳シンママ管理職の苦悩。20代女性部下に呼び出されて「泥沼社内不倫」を告白されて

2024.09.12 LOVE

基本的に「不倫問題」は人事にパス

うららさんは、村田さんとそのみさんと親しいと思って相談してきたようですが、実際は子供つながりの「ママ友・パパ友」程度の関係。

 

頭は切れても、部下に激昂しティッシュ箱を投げつけたこともある村田さんのことを「性格は微妙」と思っていたそうです。

 

「私は一応、うららさんの話を『うんうん、辛かったね』って聞いてあげましたけど、できることって少ないですよね。うららさんは、職場でも家でも村田さんに待ち伏せされて、彼の『死ぬ死ぬ攻撃』に疲れ果てて不眠になり、昼間はぼーっとしていたみたいで。休みの日は意識をはっきりさせるために髪の毛を抜いたり、足首を軽く切ったりしているそうです。『キッチンのきんぴらごぼうとか作るやつで…』って言われて『やっぱり白髪ねぎカッターかよ』と、頭が痛くなりました」

 

そのみさんは、話を丁寧に聞いた上で、「人事とコンプライアンス窓口に報告するように」と忠告し、実際に付き添ってあげたそうです。

 

「正直、なんで私が…と思いましたけど、乗りかけた船ですし。でもさすがに村田さんにまで会いたくはないので、部外者の私は人事にパスして早々に離脱しました。村田さんは、うららさんに近づかないように誓約書を書かされたらしいです。そもそも、奥さんにはとっくにバレていて、険悪な雰囲気を取り繕うために、我が家とバーベキューをしたと聞いて嫌な気分になりました」

 

ふたを開けてみてば、そのみさんと村田さんの家族ぐるみの付き合いも、不倫カモフラージュだったそうです。

 

 

仕事を辞めてもストーカーは辞めない

「彼には地方に異動になる辞令が出て会社を辞めていきましたけど、離婚はしていませんし、SNSではちゃっかり『子煩悩なパパ』アピールをしています」

 

うららさんも会社を辞めて転職することになり、肩の荷が下りたかと思ったそのみさん。しかし、この話には2つほど後日談があるそうです。

 

「ひとつは、転職した直後に、泥酔した村田さんが、うららさんの家の前で愛を叫んだことです。どうやってオートロックを突破したのか、玄関の前に立って『うららちゃん、うららちゃんだけしか愛してないんだ。せめて、ひろき(犬)に会わせてくれ。君たちを手放したら、俺みたいなさえないおじさんは、二度と君みたいな美女と付き合えない』とかわめいたらしくて、ほだされ半分、近所迷惑半分で入れちゃったみたいです」

 

一瞬寄りが戻った二人ですが、そのみさんや両親の説得で、うららさんは千葉の実家に戻り、再度縁が切れたそうです。

 

「二度目の恐怖談は、彼女が中規模の広告会社に転職した後です。人事に呼び出されて『この村田さんって人、前に同じ会社だったけど印象はどう?』と何気なく聞かれたそう。うららさんは事の顛末を話して、村田さんは不採用になったみたいです」

 

現在、うららさんには同世代の俳優兼ギター講師の彼氏ができたそうです。

 

「うららさんにはなんだか懐かれてしまって今でも付き合いはあるんですけど、村田さんのストーカー行為も、そこまで怖がっていないみたいで。『あそこまでエモい感じに愛されると女冥利に尽きるというか、不倫は嫌ですけど、ある意味武勇伝みたいな。今の彼氏はなんか淡泊というかクールなんで』とか言っています」

 

そのみさんは、またいつかヨリが戻るのではないかと戦々恐々としているそうです。

 

「若い女の子にとって、立場も顧みず愛しているとかかわいいとか迫ってくる人はエモいのかもしれませんが、男を産んで育てた母に言わせれば、そんなものは『お漏らし』と同じです。幼児は、排泄も他の欲求も我慢できずにダダ漏れですよね。人のおもちゃが欲しくて、泣き叫んで大暴れしたり。それがいつの間にか脳も情緒も成長して、コントロールできるようになる。いい大人なのにいつまでもエモい不倫男なんて、社会性や感情制御機能のどこかに穴が空いてるに決まっています」

 

不倫に限らず、子供のように感情が制御できない人間はあらゆる面で危ない、と思っているそのみさんは、万が一2人にヨリが戻ることがあったらうららさんとも縁を切るつもりだそうです。

 

 

 

 

【編集部より】

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