「家をあげるから離婚してください」と妻に宣告。なのに、不倫相手にブチ切れた夫が、SNSに暴言を書き込んで阿鼻叫喚
「家はあげるから離婚して」と突然言われて
ある時から、誠司さんが急にソロキャンプに凝り始め、家を空けることが増えたそうです。
「昔から夫はキャンプが好きだったので、たまの休みくらいリフレッシュしてきたら、と喜んで送り出していました。もう子供もだいぶ手がかからなくなって、私も1人でNetflixのドラマを見たり娘と外食したり、自由にしていたので。最初の頃は『来る?』と聞かれたこともありますが、『グランピングする時は呼んでよ』と言って遠回しに断っていました」
半年ほどして、なんとなく「夫が挙動不審だな」と思い始めた頃、誠司さんの口から衝撃的な言葉が飛び出します。
「挙動不審とはいえ、もともと夫は不思議ちゃんっぽいところがあるので、浮気だなんて思ってもいませんでした。それがいきなり『ちょっと話があるから』と、娘が寝てからリビングに呼び出されて、離婚の話をされるなんて」
向かい合わせにテーブルに座っても、ため息ばかりついていた誠司さんがやっと口を開いたのは、5分くらい経った後だったとのこと。
「夫は『家をあげます。ローンも全部払います。養育費も払うので離婚してください』と、机におでこがつくほど頭を下げてきました。事情を問い詰めると、彼女ができて、しかも妊娠させてしまった、と。彼女は、千葉のキャンプ場でアルバイトをしながら地元のスナックでも働いている26歳で、毒親育ちの天涯孤独の身、なんて言い始めて」
不倫相手のインスタを見たらレベチの美女
誠司さん曰く、ここみさん(仮名:26歳)というその女性とはキャンプ場で出会ったキャンプ仲間。誠司さんがノートパソコンを操作していたところ、「キャンプ系インフルエンサー」になりたいからといって、「パソコンの使い方を教えて」と近づいてきたそうです。
「はじめは、若い彼氏とカップルでインスタグラムのアカウントを作りたいって言っていたみたいなんですけど。その彼氏と揉めて別れてから、夫に頼りだしたみたいで。たまたま夫は、カメラや動画撮影が趣味だったので、インスタアカウントを運営してあげているうちに、深い仲になったって言っていました」
子供がいる身で、あまりにも無責任な行動に言葉もなかったという秋奈さん。
「いいかげんにして、誰なの? と問い詰めたら、インスタのアカウントを教えてくれて。それが、ちょっと信じられないくらいかわいい子だったんです。『おソトごはん』と書いてあるインスタライブのアーカイブを開いたら、すっぴんで、火をおこしている横顔が大写しになって。顔の小ささ、顎の細さ、透明感に絶句しました。加工かと思いきや、キャンプ仲間と一緒に写っている動画でも、レベル違いにかわいいんです。ボーイッシュでスタイルが良くて美少年みたいなのに色気もあって。私や夫が若い頃に大人気だった、広末涼子さんや内田有紀さんみたいなさわやかさ。これは、うちの夫なんてひとたまりもないなぁ、と脱力しました」
メイクテクニックが巧みなだけに、「すっぴん美人」には、ただでさえ劣等感を感じるという秋奈さん。
「驚くと同時に呆れて『娘にはなんていうの?』と聞いたら、意外なことに夫が泣き出して。『子供とはいつでも会っていいから親権は僕にくれないか。協力して育てよう。君も娘も大事なんだ。でも君は家族仲がいいけど彼女は僕がいないとお金もなくて頼れる家族もいないから、路頭に迷う。責任を取らないと』とか、言語道断なことを言い出しました。『話にならない。親権を渡すわけない。その女性も同席して一度話し合ってから、本気なら弁護士を挟んで話すしかないよね』と、冷たく言ったら『分かった。話してみる』とうなだれていました」