レス中の夫「不倫相手が妊娠」…泥沼の「不倫バレ」から、夫婦の信頼関係を回復させた方法
夫の不倫相手から、まさかの反撃。そして現在、夫との関係は……
「数度にわたって、夫と不倫相手で話し合い。その様子はすべて録音させました。音声を聞く限り、不倫相手から「奥さんに悪いと思ってる」など謝罪の言葉がありませんでした。
『本気で人を好きになって恋愛しただけなのに何が悪いの? 一世一代の大恋愛をしただけなのに どうして謝らないといけないの? 私の人生の主人公は、私だから。私は私の人生を一生懸命生きて、恋をしたんだから』と、反省の色がまるでなし。
夫からなんとかお願いして子どもはあきらめてもらい、手を切ってもらいました。謝罪がないことに、さすがにこれはないなと思って、不倫相手の自宅に内容証明を送って、50万円の慰謝料をもらいました。40万円は弁護士費用にかかってしまったので、手元に残った10万円は、友達のランチをしてぱーっと使いました。
不倫騒動のあと、4年間のレスは解消。今は月に1回くらいの頻度に復活。夫との関係も良好で、残業のたびにきちんとメールやSlackのスクショを送ってきます」
今はどうやって、良好な関係を保っているのでしょうか。
「話し合いが大事ですね。私にとってセックスが大切な愛情表現であることを、向き合って話し合って伝えました。ただ、話し合える間柄じゃない人もいると思います。ぜんぶ信頼関係なんですよね、きっと」
また、夫婦でランチをしたあと、ラブホテルを利用することもおすすめなのだそう。今では、夫から「射精したら満足だと思わないでほしい」「男の勃起はメンタルとつながってるから」と打ち明けられるまでになったといいます。「夫に対する愛情や信頼関係は、絶対にいちばん。代わりがきく存在ではないです」と力強く語っていました。
取材後、「本来だったら、メンタルを病んでしまう出来事ですよね」とリンさんは笑いました。大変ななかでも、一度も泣かなかったといいます。メンタルを保つコツは「話して浄化すること。あとは寝て忘れます」。彼女の周りには、同じような経験をしたママ友がいてくれて、アドバイスをくれたそうです。
人生は本当に何があるかわからないもの。でも、そのときにどう動くかは、自分次第。最悪な出来事も、いい方向に変えていくことができるのです。男気あふれる決断で、レスから回復させたリンさんの生き様は、まさにそれを示してくれました。
◀◀前編はこちら◀◀レス中の夫が「風俗嬢と不倫」、最初に気付いたのはなんと「子ども」【体験談】
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<取材・文/綾部まと>
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