アラフォーの婚活。すぐゴールする女と、なかなか成功しない女の分岐点って?

あまりお上品なお話ではありませんけれども、40代でシングル生活を送っている女性の中には、「結婚しない」のではなくて「できない女性」もいらっしゃいます。

ご本人は「結婚したい！」と熱望しているのに、なぜかお付き合いする男性には早々にフラれてしまったり、恋人に「君との結婚は考えられない」と言われてしまったり。

他方、40代になってから婚活を始めたと思ったら、またたく間にゴールインする女性も。

では、婚活が早々に成就する女性と、結婚を熱望しているのになかなかゴールインできない女性は、いったい何が違うのでしょうか？

最近、いろいろな方のお話を伺っていて、ちょっとい気づいたことがあるので、みなさまと共有させてください。

魑魅魍魎（ちみもうりょう）な人間模様分析を専門とする私、並木まきが、40代でスグに結婚が決まる女性と、結婚したくてもなかなか婚活が実らない女性の分岐点を3つご紹介します。

分岐点1：サポートが心地よいor恩着せがましい

婚活から早々にゴールインなさった女性のお話を伺っていると、男性が必要とするときに支えになり励ましてきたお話が多い一方、結婚が決まらなかった女性のお話では「あのとき、●●をしてあげたのに」「彼が大変なときに、あんなに尽くしたのに！」など、やや恩着せがましい発言が目立ちます。

ひょっとして、交際中の彼にもそんな姿勢でサポートしていたから、男性がウンザリしてしまったのかも？と思わざるをえないエピソードを耳にすることも多く、「男性が、彼女のサポートを心地よいと感じるのか否か」も、婚活成就に欠かせないポイントにもなっている気がします。

40代になると、ご自身の経験則から「これはこうでしょ」「あれはあれよね」といった具合に、独りよがりなサポートをしてしまう女性もいますが、これはとても危険！

分岐点2：過去の話を朗らかにするor愚痴っぽい

年齢を重ねれば、過去のひとつやふたつあって普通ですけれど、当時の話をするときに愚痴っぽくなってしまう女性も、男性に選ばれにくい傾向に。

「そんなにヒドイ目に遭ったのか」という同情よりも先に、「年とったからひがみっぽいのかな？」などのウンザリ感がきてしまうのです。

他方「昔、こんなこともあったのよね～」くらい朗らかに過去を話す女性とは、一緒にいて心地よさを覚える男性も多く、どんなに壮絶な過去でもポジティブに捉えている様子があると、さらに「清々しさを感じる」という声も！

物事に前向きな女性と生涯を共にしたいと考える男性が多いことからも、それなりの過去があっても愚痴っぽく語らない心がけが、婚活成就への近道に。

分岐点3：将来に楽観的or悲観的

40代で結婚となると「もう、子どもはできないかもしれない」という危機感が先行するのも、多くの女性の心理です。

「この歳だから、もう子どもは産めないかもしれない。それでも平気？だって、子どもがいない結婚生活って～」と将来を悲観した話を繰り返す女性と、「子どもできないかもだけど、ふたりで居たら毎日楽しいはず！」と前向きな発言をする女性とだったら、後者に魅力を感じる男性が多いのは、わざわざ言うまでもないお話。

結婚後に生じるであろうリスクを話し合っておくことは、カップルにとって必要なものの「ダメかも」「乗り越えられないかも」など、後ろ向きな言葉ばかり口にする女性といれば、男性だってだんだん「そうだな。なら、結婚しないほうがいいな」という心境になりがちです。

将来の話をするときには、できるだけ前向きで楽しい会話を心がけると、ゴールインが近づきそう。

結婚が決まった40代女性と、婚活しても失敗が多い女性のお話をそれぞれに思い返してみると、些細な違いが大きく関係しているようにお見受けします。

同じような出来事があったとして、男性にとって心地よい態度なのかそうではないのか……の違いは、婚活の結果を大きく左右することもあるようです。