「今さら職場にバレそうで恐怖!」元不倫相手の上司が粘着質。結婚を機に別れたのに「SNSに匂わせ投稿」
キャバ嬢から事務の派遣社員に
美樹さんが、今も働いている教育系企業の東京営業所に入社したのは、27歳の頃。
「私は短大卒業後、シンガポールに留学したり、帰国後はモデルオーディションを受けつつキャバクラでバイトをしたりしてふらふらしていたので、職歴が接客バイトくらいしかありませんでした。その会社を受けた時、最初はメルマガの更新とWEB更新業務で受けて一度落ちているんです。でも、場所も社風もいい感じだったので諦めきれなくて、今度は別の派遣会社から事務職で挑戦して、入社することができました」
その時、面接を担当していたのが後の不倫相手、10歳年上の部長・桜汰さん(仮名)。
「第一印象は、『惜しいイケメン』でした。顔はかっこいいし、髪型も肌もサーファーっぽくておしゃれなんですが、小柄で足が短くて顔が大きめでした。私は172センチあるので、163センチの彼の隣に立つと見下ろす感じでしたね」
上司に「期間限定愛人」に誘われる
職場では「気さくで仕事ができる上司」として振る舞っていた桜汰さんは、あからさまなセクハラこそはないものの「酔うとエロオヤジ」というキャラを隠さないタイプ。
飲み会の時に「スタイルいいねー。腰の位置が俺のここ!」と腰を掴む、肩をトントンと叩くようにお尻を叩くなどボディタッチが多かったそう。
「それも人を選んでやっていました。若さやかわいさと言いたいところですが、どれだけ美人でも怒りそうな子にはやりません。私は見るからにギャル系でしたし、前職キャバクラバイトなんで、そこまで動揺はしませんでした」
美樹さんは、打ち合わせと称した2人飲みに誘われた際に、何の気なしに「キャバクラのバイト経験がある」ことも桜汰さんに話してしまったそう。
「それから、なんだかよりいっそう馴れ馴れしくなった気がしました。でも、当時私には彼氏もいたので酔ったふりをして膝枕をされても『こら。小学生じゃないんだから』とか、適当に流していました」
そんなところが「こいつはイケる」と思われたのか、と分析する美樹さん。
「飲み会の帰りにタクシーの中でキスをされて、『ねぇ、美樹ちゃん。俺の本命彼女にならない? 美樹ちゃんが結婚を考えるまで、30歳くらいかな? 期間限定でいいし彼氏がいてもいいから。お小遣いいくらくらいなら考えてくれる?』と、暗に『愛人契約』を勧めてきました」