「タイプじゃないカレ」でも、車の中でイチャイチャしているうちに、アツくなってきて…(後編)
男性からのメールに、社交辞令で返していたはずなのに
青木さんからのお誘いメールが届く度に、夏美さんは「いいですね。今度連れて行ってください」と返していたそうです。でも、それはただの軽い受け答えで、心から言っているわけではなかったそうです。
とはいえ、何度も誘われて断り続けるのも難しく、夏美さんは青木さんと食事に行くようになりました。
最初の頃は、青木さんからのお誘いも社交辞令だろうと思っていた夏美さん。そうじゃなかったことに気づいたのは、3回目のご飯に行った時のことでした。
その時のお店は、カウンター式のBAR。青木さんは、椅子の下で足をスリスリと寄せてきたそうです。顔に目を向けると、まっすぐな目で夏美さんをじっと見つめる青木さん。その澄んだ瞳を見て、夏美さんは青木さんが自分に気があることを悟りました。
夏美さん自身も、その頃は夫への不満を感じており、家に帰るのを億劫に感じていたそうです。やがて「家に帰りたくない」などの思いも重なり、仕事帰りに青木さんと頻繁に会うようになります。
あるきっかけで、一線を超えてしまい… 次ページ
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