夫の「強引な性生活」が苦痛だったアラフォー妻。職場の若い男性との「沼」にどっぷり。もう、抜け出せない
夫の行動を見ていくうちに、少しずつ気持ちが冷めていった
涼花さん(仮名)は、愛知県にお住まいの39歳です。涼花さんには2歳年下の夫、小学生6年生、4年生の子どもが2人います。結婚して15年になる夫に対し、涼花さんは「同居人」という感覚で見ており、異性としての愛情は薄れていると語ります。
涼花さんの夫は、整備士として働いています。彼は真面目に仕事しているものの、給料は一般的な金額よりやや少なめでした。結婚当初は彼の稼ぎ分まで働こうと、子どもを保育園に預けながら必死で働き続けたと、涼花さんは語ります。
ところが、そんな一生懸命な涼花さんの気持ちも虚しく、夫は少々のん気な様子。夫婦は共働きなのに、家事には非協力的でした。涼花さんがせっせと洗い物をしていても、のんびり鼻歌を歌いながら携帯ゲームを楽しんでいる、なんてこともしばしば。共働きなら、せめて少しは手伝って欲しいものですよね。ましてや、子どもも2人いるのですから。
家事に非協力的な夫の行動を見ていくうちに、涼花さんの気持ちが徐々に冷めていったそうです。
夫は涼花さんのそんな気持ちに気づくこともなく、当たり前のように妻の体を毎晩求め続けてきました。夫連日のように体を摺り寄せてくる夫に、涼花さんはどうしても乗り気にはなれません。
気がのらないのに、夫に毎晩体を求められて憂鬱
涼花さんの夫への気持ちが冷めたのには「家事に非協力的」以外にも、あるひとつの「理由」がありました。どうも涼花さんの話によると、夫は前戯を省きたがり、すぐにコトを済ませようとするのだとか。前戯をお願いしても「君のあの部分はちょっと臭うから…」と失礼な理由で、全くお願いを聞いてもらえません。前戯がない状態での性生活は痛いだけ。気持ちよくなれないものですよね。
涼花さんによると、行為時の「痛さ」が毎回苦痛で、いつも「早くこの時間が終わって欲しい」と思いながら、夫との性生活を送っていたそうです。しだいに夫としたいと思えなくなり、対応するのも面倒と感じているのだそう。
夫との性生活にストレスを感じていた頃、職場で出会った男性と仲良くなります。彼は涼花さんが働く会社の営業マンで、精悍な顔つきをした好青年。職場では、「もうすぐ彼女と結婚するらしい」という噂で持ち切りでした。
涼花さんより10歳年下の彼は、営業職なだけあって、話も上手くて距離の詰め方も絶妙。涼花さんからすれば、彼はかっこよくて魅力的で、仕事もできる男性という印象。もちろん、自分とまさか恋愛関係になるとは思ってもいませんでした。
それは、あるお昼休みの時でした。いつものように疲れた様子でデスクに座っていると、彼が「もし良かったら今からご飯を食べに行きませんか」と、ランチに誘ってきたとのこと。突然のお誘いに、涼花さんはびっくりして目を丸くしたそうです。
▶この記事の【後編】を読む▶ 避妊してくれない彼に、不安が募る日々。「万が一」が心配になった涼花さんはある行動にでることに……。 __▶▶▶▶▶
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