なぜ東大生は「議論が得意」なのか。彼らが凡人より飛び抜けて「とても短い時間で」できることとは
トレーニングルームでの留学生とぼく
「%恕△Λ!~ε*」
周囲に人は少ない。おそらくぼくに言っている。
しかし、70kgのベンチプレスを挙げている最中なので、顔を向けることができない。耳を澄ませた。
「One more ! Strong !」
外国人留学生が、ぼくを鼓舞するように叫んでいた。
ぼくは限界まで挙げてから重りをバーに戻し、起き上がって留学生の方を見た。
親指を立てて、「Strong !」と言ってくれた。
しかし、ぼくはなんと言っていいか分からなかった。
彼が陽気なタイプの外国人だからといって、誰にでも声をかけるわけではないだろう。
日本人の学生と交流したい気持ちがあったのかもしれない。
しかし、すべての東大生が英語を話せるわけではないから長文の英語で話しかければ相手を困惑させると考えているのかもしれない。
ぼくが英語でコミュニケーションを取れば、相手は安心して会話を続けるだろう。でも、ぼくは喋れない。悔しい。
「Thank you」
会話は終わった。
日曜日にトレーニングルームに行くと、留学生が集まっていることがある。その中にはフランス人もいて、ぼくは会話の機会を常に伺っている。
▶フランス人留学生との忘れられない体験とは
この記事は
芸人・元国税局職員
さんきゅう倉田
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