卑怯すぎん?わかりやすいモラハラ夫よりタチが悪い「妻を大事にしてます風モラ夫」にご用心。その厄介な手口とは
彼女の思いや希望を聞いた旦那さんは「君のことは愛しているよ」「夜の夫婦生活も大事なことだと思っている」「しようね」と愛のこもった言葉を口にしてくれたそうです。彼女は安心してその夜は先に寝室に入り、旦那さんを待っていたそうです。しかし旦那さんは「おやすみ」と言ってすぐさま寝入ってしまったのだとか。そして次の日もその次の日も、以前と変わらない日々が続きました。
「『夫婦生活は大事』と言ってくれたから……」と旦那さんを信じている彼女。数日後に再びその話題を出したときには「もちろんしたいと思ってるよ」と笑顔で言ってくれたそうですが、結局半年以上経ってもなお、夫婦生活はないと語っていました。
わかりやすいモラハラ夫よりもタチが悪い
キッパリと「君とはする気がない」と言ってくれたら、彼女としてもいろいろなことを諦められてさらなる話し合いや別居、外にセカンドパートナーを作るなど次の行動に移せるでしょう。しかし“見せかけモラ夫”は言葉では妻の気分を損ねないように要望や要求を受け入れる。
実際の言葉通りの行動はしないものの、「言葉ではこう言ってくれているから」と自分が大事にされているかのように思わせてくれるので妻は期待を持ち続けることになる。つまり、しっかりと人間として向き合わずにその場しのぎの対応をして姑息に逃げているだけなのです。
結果的に妻は「自分が求めすぎているだけなのかも」と自責の念に駆られたり、夫に対してじわじわとストレスを募らせることに。さらには離婚問題に発展したときに「こちらは妻のために頑張っていた」と言い訳されやすいので、非常にタチが悪い!
言葉でいくら妻に寄り添って大事にしているようなことを言っていても、行動が伴っていないのであれば、まったく意味がないどころか、想像以上に妻を追い詰めている“見せかけモラ夫”。甘い言葉を囁かれることも多いので、妻としては「現状は変わらないけど私が我慢すればいい」となってしまいがちです。
男性に限らず、人間はその人の思考や気持ちの強さは行動にのみ現れるということは間違いありません。夫が本当に妻を愛していて向き合い、妻に寄り添おうと努力しているかは「行動でしか判断できない」のではないでしょうか。
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