東大生が行った「ある復讐劇」。突如、構内に「1日限りの某有名ハンバーガーショップ」があらわれた理由とは
東大生による「生協への復讐劇」。「食べ物のうらみは…」
学生からの生協食堂の評判はあまり良くない。
ぼくからすれば、行列が発生すること、換気が悪いことを除いて学生食堂としての機能を十分に果たしているが、「価格が高い」「まずい」「青学の方がいい」という声は、入学当初から聞かれた。
お金のない東大生にとって、食堂の価格は十分に安いとはいえない。
東大の事務方職員と違って、生協のお姉さんたちはすこぶる優しい。仕事も丁寧だし、愛想もいいし、たのしそうだ。彼女たちを悪く言う学生はいない。
しかし、生協食堂という組織への不満が、彼女たちへとぶつけられることもある。
12月2日から6日まで、東大150周年を記念し、650円のカレーと駒場丼が150円で提供された。しかし学生証の提示が必要であるため、学生証を紛失あるいは失念した学生は恩恵に預かれない。
学生としての身分を証明するだけなら、スマホで東大のシステムにアクセスして、プロフィール画面を見せても良いが、生協はその方法を認めれくれない。
学生証を紛失した学生が、学生証を確認する食堂のお姉さんに抗議した。
お姉さんは絶対に学生証の提示以外の方法を認めなかったらしい。
そりゃそうだ。お姉さんからすれば、特例を認める理由がない。学生とは知り合いではないし、学生は自己中心的な生き物なので認めたところで感謝もしないだろう。一方で、社内のルールを破れば、あとで注意を受けるかもしれない。
学生だけに特別メニューを享受して欲しい。この趣旨はみな理解している。しかし、学生であることの確認の方法を限定するのは事務処理の効率化の観点から仕方がない。
それでも、既存の制度の変革を求める気持ちは分かるから、不満があれば言った方がいい。ただ、現場でマニュアル通りに働かざるを得ないお姉さんに抗議をしたり、傷つけたりしないでほしい。
「⚫️クドナルド 1日限りの復活」はかつての学生運動のような熱気があった
自分の思い通りにいかなかったことで憤慨し、そのエネルギーを「⚫️クドナルド駒場東大前店復活」という行事に昇華させ、多くの学生を救い、学生支援課の職員を臨場させるほど盛り上げたことは感動的な出来事だった。
胸が躍ったし、学生の自由さを体験できた。
今、京都大学では熊野祭というお祭りが行われている。熊野寮の関係者が、焼畑をやったり、ディナーショーをやったり、朝からバイオリンを奏でたり、ハンバーガーを提供したり、焼いた牡蠣の貝殻で、酸性になった池を中性に戻したりしているようだ。
東大にはそこまで活動的な学生がいない。
京都に行けば、きっとたくさんの優秀で思想の強い学生と出会えるだろう。東大の授業がなければ見学に行きたかった。
先日、東大駒場キャンパスで駒場祭があったが、政治や宗教を廃した完全な娯楽で、楽しむことはできるが刺激は全くない。精神をエクスパウンドさせるようなリスクが感じられない。
平和に慣れすぎため、せめて祭りに刺激的であってほしい。
かつての駒場祭は、スローガンから政治色が強く、現在の商業的な催しとは異なっていた。
政治に興味がなければ、大学全体で政治的な活動を行う連帯は鬱陶しくて仕方がないだろう。自分が当時の東大生だと思ったら、恐ろしい。
しかし、刺激が全くないと東大生としての貴重な経験ができていない気がする。
だから、京都大学が羨ましいし、生協を打倒するため身銭を切ってまで活動する団体に感謝している。売り切れていてハンバーガーは食べられなかったけれど、いつもありがとう。
『お金持ちがしない42のこと』さんきゅう倉田・著 990円(10%税込)/主婦の友社
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