イケア調査の「家」に関する世界の比較が衝撃的!幸せな部屋づくりのヒントが満載

忙しい、イライラする、将来の展望が見えない……。ストレスまみれで暮らしている私たち。一般的に、こういったネガティブな思考を断って人生のめぐりをよくするには、「環境」「人間関係」のどちらかを変えるべきだと言われます。とはいえ仕事も友人関係もそんなにすぐ変えられるものではない。……と思っていたら、この考え方に盲点があるみたい。実は、「幸せに暮らす」方法はもっと手前にあったのです!5つの考え方をご紹介します。

1・日本人は幸せ度が低い!?

図3

イケア・ジャパンが発表した「LIFE AT HOME REPORT#3」(以下、データはすべて同レポートより)を見てびっくり。上図は世界13都市の比較で、右端の赤が東京です。右の濃い赤が「人生の幸福度」。わかりますでしょうか、東京で「人生に対して満足している」と回答した人は、なんと半分以下の42%。13都市中最下位なんです! ちなみに、幸福度が高いのは上海、ムンバイ、ニューヨーク。

東京では、「家」に対して満足していると回答した人も47%と最下位です。満足度が高いのは、ムンバイ・上海・チューリッヒ。うーん、わかるような、わからないような結果。

でも、この前提条件を知っておくと、「東京はそもそも暮らしにくい」「そんな中でどう暮らそうか」という視点が生まれます。そもそも、日ごろ私たちが接する人たちの幸福度は、みんなおしなべて低いのです。私だけじゃない、「こんなもの」なんです。

*世界の13都市12,670人(うち東京1,037人)で比較。人生の幸福度は、 10段階中7-10に回答した人=満足していると回答した人と定義

2・「くつろげる家」があると幸せに!

図4

さて、注目すべきは、東京で「家に満足している」と回答した人の86%が、「人生幸福度が高い」と回答している点です。なるほど、家でゆっくりとくつろげる人は、少なくともくつろげない人よりは幸福っぽい。

さらに、各都市を見ていくと、棒グラフの左右の高さに差が大きい都市、小さい都市が判明します。家に対する幸福度が高い上海やムンバイは人生幸福度も高く、家に満足している=人生が幸福という図式が導き出せそう。

ちなみに、左右の長さに差があるモスクワつまりロシアは、WHOの統計上でも自殺率が高いことで知られます。言うまでもなく日本も高めです。やっぱり、満足できるくつろげる家を作ることは、幸福への近道みたい。

3・くつろげる家の条件は……

図6

人生の変え方が少しわかってきました。「くつろいで過ごす」家をどう整えようか、という話ですね? ここで「理想の家の条件」を見てみると、世界の都市ごとの傾向がはっきりと出ます。

世界全体の上位3位は

1・安全性 38%
2・広さ 34%
3・きちんとしている 27%

一方の東京では

1・安全性 38%
2・温かみ 35%
3・きちんとしている 25%

ぱっと上図を見てください、世界の他の都市では赤い字の「安全」のほか、青の「手入れしやすい」、黄緑の「広々とした」がランク中に目立ちます。パリや上海なら「楽しいこと」が上位、マドリッドでは「人を招待出来る」が1位。

しかし東京はまったくの独自路線。「温かみ」「きちんとしている」という、いわば私たちの内面、情緒を重視しているんです。

同じように「安全」が1位の他都市と比べても、夜女性が一人で歩ける東京の「危険度」はかなり低めでしょう。しかし、その都市に住む人たちの「ムード」はそれとはまた別。東京に住む私たちは、自分の内面に向き合うため、気持ちの部分でリラックスできる家を求めていると言えます。

4・理想の家に近づける、今すぐできる2つのこと!

図7

では、くつろいで幸福に過ごすために、今すぐ私たちが家に対してできることは何でしょう?

家の「空間」の環境についての質問では、東京以外の12都市の46%、東京の23%が「家には特定の香りがある」と回答。

また、家の環境をよくするために必要な条件について聞いたところ、東京の1位は「不快な香りを取り除く」21%。全体では「プライベート空間を増やす」29%が最も高い結果となりました。つまり、世界のどこであれ「住環境」の問題点はある程度は同じで、匂いを取りたい、もっと広く住みたい気持ちは共通しています。

もっと広いところに住むのは簡単ではありませんが、匂いを取っていい香りの部屋にすることは、比較的すぐできそうですよね!

 

図8

さらに東京の特徴は56%が「家の物を減らしたい」と回答しているところ! 東京以外の各都市の平均27 %と比較すると、「みんな物を捨てたがっている」と言えます。

とはいえ、41%の人が「幸せな気分になるから」物を購入しています。物を減らしたい理由は「収納できる以上の物が溢れてるから」53%。

家さえ広ければ、つまり家賃がもっと安ければ、思う存分買い物したいのに、我慢しているというところでしょうか。ものを捨てるメソッドがブームになるのは、「捨てなければならない」「捨てたほうが楽になる」という気持ちと、「でも持っていたい」「もっと買いたい」という気持ちのせめぎあいなのでしょうね。だからこそ、まず「買う」ために「捨てる」というわけです。

 

5・「それでもやっぱり家が好き!」と言えるのがベスト

図9

さて、最後に、「自宅と比べて、より家にいる感覚になる場所は他にありますか?」という質問をご紹介。

普段あまり考える機会がありませんが、「住み方」は世界の各地で本当にバラバラです。たとえば食事一つとっても、ほとんど家で料理をしない都市もあれば、家以外で食事をしない都市もあります。また、みんなが夏用の家を別に持っていたり、一族全員が大きな家にまとめて住む都市もあります。

みんながごく普通に「家のようにくつろげる場所」をいくつも持つ都市も、たとえばカフェ文化が発達した国や、通い婚のような習慣を持つ国にならありそう……? そんな場所があるかという質問に、東京以外の都市平均では、60%が「はい」と回答したのに対して、東京では67%が「いいえ/自宅が最もくつろげる」と回答しました。だいたい10人に7人が「家がいちばん」と言っているんですね!

あれこれ文句はあるけれど、つまり要求が高いから満足度も低いということなのかもしれません。というわけで、みなさん、自宅を気持ちよく整えて、もっと独女ライフを楽しみましょう!

データ出典・
「LIFE AT HOME REPORT#3」
調査概要:調査実施時期:2016年5月13日(金)~20日(金) ※東京のみ。他都市は4~5月に実施。 
サンプル数 :12都市12,670人/東京1,037人   ※各グラフでは、東京とその他全体都市を比較 
調査対象都市:東京、ストックホルム、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン、ムンバイ、上海、モスクワ、チューリッヒ、マドリッド、トロント、シドニー 
調査対象者 :18歳~80歳の男女 
「LIFE AT HOME REPORT#3」詳細 :http://lifeathome.ikea.com/home/

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