
子どもが同級生にケガをさせてしまった。いじめられていた友達を助けるために振るった暴力をどう捉えるべき?
小学校からの電話。えっ、娘が学校で暴力行為を!?
「娘さんが、男の子に手をあげました。現在、男の子は病院で診断を受けています」
電話の内容は、長女が男の子に突然飛びかかり、怪我をさせたという内容でした。
飛びかかった際に、長女の手が男の子の目の付近に当たり、保護者同伴のもと病院を受診したとのこと。幸いにも視力には問題なく、あとが残ることもないそう。大事には至らなかったと聞いて、少しだけ気がやわらぎましたが、「もし目が見えなくなっていたら?傷あとが残っていたら?」と考えるだけでも血の気が引きます……。
ただ、男の子はもちろん保護者も怒っているとのこと。もう二度とこのようなことがないように、と。
ごもっともです……。どんなことがあっても暴力はいけない、絶対。たとえ、自分に非がなくとも、手をあげた時点で負け。きょうだいげんかでも私がよくよく言っていることです。
で、一体何があったの!?
えっ、見て見ぬふりをしろってこと?先生の言葉に、複雑な気持ちに
先生からの話によると、男の子が長女の友人・サキちゃん(仮)の容姿をからかっていたのだそうです。
その見るに堪えない光景に、長女は我慢できず思わず飛びかかってしまったというのが、ことの成り行きでした。
「本人には、自分と関係ないことに口をはさまないようにと指導しています。手をあげるなんてもってのほか。衝動的にならず、気持ちを抑えて冷静な行動をとるように、自宅でも言い聞かせてください」
一通りの話を聞くと、ちょっとフクザツな気分になりました。
男の子はサキちゃんをイジメていたわけだよね?見て見ぬふりをすることは、いじめと同じことではないの?
でも、今回の件は手をあげてしまった長女が一番悪い。言葉で制止することもできたのでは、とも思う。だから、強く反論はできない。考えれば考えるほど、もやもやが胸に溜まっていきました。
本編では、ハナさんの長女が学校で同級生に怪我をさせてしまったお話をお届けしました。
その理由は、いじめられていた友達を助けたかったから…。でも、手を出すのはいけないよね、と葛藤するハナさん。
▶▶「長女が語り始めた「気持ち」にドキッ。暴力はもちろん悪いけれど、そこには断罪できないほどの想いがあって」では、ハナさんが長女と話し合い、どう考えるに至ったかが語られます。
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