
「オレに欠けてたのは◯◯だったわ」夫が取った行動はこんどこそ正解…? 果たして巻き返しは可能なのか
夫婦レスの先にあるもの――いま必要なのは「話し合う勇気」
最後に、これからエイサクさんが取り組もうとしていることを伺いました。
「僕がいちばん苦手なのは、“自分の非を認めたうえで、妻と真剣に話し合う”ことです。どうしてもプライドが邪魔をするし、怒られるのが怖い。でも、妻ももう僕に期待するだけ傷ついて、“何も言いたくない”と思っているかもしれません。
だからこそ、僕から一歩踏み込んで、『今の夫婦関係をどう考えている? ちゃんと直したいんだけど……』と、話す機会を作りたいと思います。もちろん、すぐに夜の営みが復活するわけではないし、過去の失敗を帳消しにすることもできません。でも、何もしないまま“お互いを空気”にしていくのが、一番怖いんです。」
プレゼント選びの問題は、夫婦関係の氷山の一角に過ぎません。
本当に大切なのは、「これから夫婦としてどうありたいのか」という、本質的な話から逃げないこと。
エイサクさんは、それを頭では理解しつつも、まだ試行錯誤を続けています。とはいえ、「気づいたこと」自体が大きな一歩。レスという現実に苦しみながらも、諦めずに向き合おうとする姿勢が、いつか妻の心を再び開くきっかけになるのかもしれません。
あとがき──山下あつおみの視点
エイサクさんの話を聞いて、「プレゼント選び」でここまで夫婦の溝が深まるのかと驚くかもしれません。しかし、本質は「プレゼント」そのものではなく、“妻を思いやる姿勢”があったかどうか。
エイサクさんは値段やブランド、サプライズ性にばかり目が行って、当の妻が何を望んでいるのか聞く姿勢が欠けていました。さらには「家電を勝手に買う」「自分が食べたいスイーツを押し付ける」など、奥さまからすると「何ひとつ私のことを見てくれていない」と感じる場面が積み重なっていたわけです。
その結果、「この人に言っても無駄」「どうせ私の気持ちなんて聞かない」という諦めが生まれ、夫婦のコミュニケーションが壊滅状態に。夜の営み以前に、日中の会話すらギクシャクするようになり、やがて“レス”という形になって表れたのです。
もし「自分も高額なものを買い与えればOKだと思っていた」「妻やパートナーの好みを真剣に聞いたことがない」という人がいたら、今回のエイサクさんの反省談をぜひ参考にしてほしいところ。
プレゼント選びの本質は、“どれだけ相手を思って会話し、その人の好みを尊重できるか”にあります。高価だから喜ぶわけではなく、サプライズだからと言って必ずしも嬉しいわけではない のです。
結局のところ、夫婦レスの根底にあるのはコミュニケーション不足。
日常の何気ない対話の中で、“相手がなぜそれを好きなのか”に耳を傾けることが、一番の近道なのではないでしょうか。プレゼント一つをとっても、夫婦がお互いをより深く理解し合う絶好のチャンスになるはずです。
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