
レス地獄から抜け出すために夫が繰り出した「必殺技」とは。妻との再出発は叶うのか?
ストレスがさらなる衝動買いを呼ぶ悪循環
「いま、妻に拒否されること自体が一番のストレスなんです。でも、そのストレスを抱えていると、また何か買って発散したくなる。ダメだってわかっていても、どうにもならなくて……」
レス状態が続くなかで、自分の存在意義が揺らいでいく感覚に苛まれるというソウジュさん。気分が沈んだまま街を歩いていると、ふと目に入ったブランド品や家電が「買ってスカッとしたい」という衝動の引き金になってしまうといいます。
「この前も、帰り道で新品のゲーム機を見かけて、気づいたらレジに並んでました。家に着いてから『しまったな……』と思っても、タイミングを逃して妻に言えずにいたら、後日カード明細を見た妻が『ふーん、また買ったんだ』って。あの呆れた目、ショックでしたね。自業自得なんですけど、本当に悪循環です」
妻への言い訳が空回りする
もちろん、ソウジュさんも何もしなかったわけではありません。なんとか理解してもらおうと、「これは自己投資なんだ」「長く使えるから損じゃない」といった説明を繰り返してきたといいます。
しかし、その言葉は奥さまの心に届くどころか、むしろ怒りを深める結果に。
「妻からすれば、『自己投資も結構だけど、家計や子どもの将来は?』ってことですよね。結局、僕の言葉はただの言い訳にしか聞こえなかったんだと思います。そうやって反論されると、僕も心のどこかで『なんでわかってくれないんだ』と逆ギレしそうになってしまう。冷静に考えれば、完全に妻が正しいんですけど……その場になると感情的になってしまって」
ソウジュさんが考える解決への道 家計管理の“見える化”で衝動を抑える
「まずは今まできちんと向き合ってこなかった家計を、自分でも把握しようと思います。収入や固定費、生活費など、妻に丸投げじゃなくて、ちゃんと見える形にしていきたい」
そう語るソウジュさんは、家計簿アプリを使って、給与明細や口座残高、カードの利用履歴をリアルタイムで管理することを検討中。そうすることで、「このタイミングで買い物したら今月は赤字になる」といった感覚を持ち、衝動にブレーキをかけられるのではと考えています。
「とはいえ、これも妻の協力があってこそなんですよね。今は完全に拒絶されているので、まずはLINEやメールで“申し訳なかった。家計を一緒に見直したい”って、下手に出て伝えてみるつもりです」
買い物の相談のハードルを下げる
「大きな買い物をするときは、必ず相談しようと決めました。でも……今の関係では、声をかけただけで嫌な顔をされそうで。正直、それだけでもハードルが高いんです」
そう話すソウジュさんですが、それでも「ひと言でも声をかける」という行動が、これ以上の関係悪化を防ぐ鍵になると考えています。
たとえば「3万円を超える買い物をするときは、まずLINEで“これ買おうと思ってるけど、どう思う?”と送る」。返事を急がせず、ただ相談という“形”を作る。そんな小さなステップから始めてみたいそうです。
「どうせすぐに『いいよ』なんて返ってくるとは思ってません。でも、何も言わずに買って無言で怒られるより、100倍マシですよね」
夫婦で同じゴールを共有する
「子どもが大きくなれば教育費もかかりますし、家族で旅行にも行きたい。その“共通のゴール”が見えていれば、僕も衝動買いに走らなくなる気がするんです」
まずは、「子どもの進学費」「毎年の家族旅行」、そして「将来のマイホーム」など、夫婦で同じ目標を設定し、そこに向けて一緒に積み立てていくことを考えているそうです。目標は紙に書いて貼り出し、買い物のたびに「今、本当に必要なものか?」を自問できる環境を作りたいと話します。
「もともと妻も旅行が好きでした。子どもが中学生になったらヨーロッパに行こう、なんて話していたこともあります。関係が少しでも改善していけば、またそういう“夢の会話”ができるといいなと思っています」
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