49歳、「私はこのままでよかったんだ」。すてきな自分像の呪縛が解けたとき、人生が動き始めた

2025.05.29 LIFE

呪縛から解き放たれたら、目の前のことが見えてきた

現実の私は、育児と家事だけでヘトヘトで、とてもじゃないけれど、仕事まで手は回りません。毎日、スーツを着て、満員電車に詰め込まれて、月曜日から金曜日までフルタイムで働けるかといえば、体力も落ちているし、今の私には逆立ちしても無理なんです。

そんな現実を直視して、「今の自分は仮の姿」「本当の自分はもう1ランク上のすてきな自分のはず」という呪縛から解き放たれたら、なんだかすごく、楽になって……。

 

つい最近、近所のコーヒーショップで週2回のパートを始めました。夫の海外駐在に伴って海外に行っている間は働けませんでしたから、パートは7年ぶりです。なまじ英語が話せるので、「仕事をするなら、語学を生かしたい」とか「海外と繋がる仕事がいい」とか、変に高いプライドを捨てられなくて、近所のお店で働くことに抵抗があったんです。でも、「週2回、4時間」というのが今の私にはちょうどいいサイズで、新しいことを始めたおかげで、何だかすごくスッキリしました。

 

こうやって行動できたのは、瞑想のおかげかなと思います。瞑想したことによって、目の前のことが見えてきたという感じ。これまでは、地に足がついていなかったから、自分の頭の中で勝手にこねくり回して、ものごとを難しくしていたのだと思います。まずは小さなことから行動してみる。そうしたら、人生が動き出していきました。ものごとって、実はシンプルにできているのかもしれません。

 

<<この記事の前編:49歳、子育てはひと段落したけれど「何もしていない自分」が不安だった。そんなときに出合った「心が落ち着く」新習慣とは

 

【編集部より】

白髪染めをやめた。矯正を始めた。ドライヤーを買い替えた。骨密度検査をした。習字を始めた。寝る前にストレッチを続けている。資格を再取得した。ママ友と温泉旅行に行った。2㎏やせた。子どもとオンライン英会話を続けている。断捨離した。終活してる。離婚を決意した……

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画像はイメージです

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