「診断されたらどうしよう」不安を抱える私が、今できるたったひとつのこと
この連載を通じて長女の発達障害を前向きに捉え、その個性を肯定的に発信してきました。しかし最近、「あなたの子どもは発達障害です」と告げられた時の気持ちを改めて思い返し、
「健常児にこしたことがない」なんて思うようになったのです。
なぜそのように思うようになったのか?
今回は、長女ではなく、次女についてお話をしたいと思います。
<<本記事の前編:「長女は発達障害。「もしかして、次女も?」子どもが不登校気味になった日、私に湧いた正直な気持ち
ホンネは「発達障害だと診断されたくない」
初めての環境で緊張するのは、どんな子どもにもあること。でも、それが長く続いたり、日常生活に支障をきたすようなら、少し視点を変えてみる必要があるのかもしれません。
でも「特別なケアが必要=発達障害かもしれない」ということ。
まだ発達発達障害かどうかは分からないけど、積極的に病院を受診することは今の私にはできません。だって「こどもが4人いて、そのうちの2人が発達障害児です」だなんて、そんな環境に対応できるほど私の子育てレベルは高くない……!ヘビー過ぎるでしょ。
診断された方が適切に対応ができるのだろうか。
私は自分のことばかり考えているのだろうか。
そんなことを日々思い悩んでいますが、今のわたしの状態(体力的・精神的にも!)で出来ることは、子どもの気持ちに寄り添いながら、その子が安心できる環境を整えていくこと。つまり、今は根気よく登校に付き添うこと!
あとは、学校の様子を本人や先生にマメに聞いたりすることなのかな。
……って、スタート地点から何も変わってはいないのですが(苦笑)。
正直なところ「いいかげん、しっかりしなさい!ひとりで登校できるでしょ!?」と言いたくなる気持ちはあるけれど、余計悪化しそうなので、必死におさえているんです。もっと大らかな気持ちで子育てをしたいなぁ。
【前回の記事はこちら】
●「女の子でよかったね」って、それ本気で言ってるの?発達障害の娘を育てる母として感じたモヤモヤ
画像はイメージです
これまでの連載が、電子書籍になりました!
『ウチの子、発達障害ですけど 別に 「かわいそう」じゃないし!』(岡本ハナ 著/主婦の友社刊)
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