中学受験「はじめての模試」、結果を見る親が「絶対に守るべきこと」とは?「子どもが大きく体調を崩してしまいました」
真面目がんばりやさんの子どもほど気をつけてあげて。不用意なひとことで子どもがボロボロに
模試結果をきっかけに、娘の体調に異変が起こります。
「夫婦ともに叱ったわけではなく、『あらら、次がんばろう』とテンション低めになる程度のリアクションだったんですが、翌日から娘は高熱を出してしまって。インフルや溶連菌は陰性でしたが、5日ほど熱が続きました」。
回復後も、体に発疹が出たり、宿題の手が止まったりするように。
「宿題をしてほしい気持ちはあるけれど、体が心配で『無理しないで』と伝えました。でも本人は『やらないとお友達に勉強、おいていかれちゃう。でも手が動かない』と泣き出して……。
『勉強を一旦全部辞めていい』と伝えても、『お友達と同じ学校を受けたい』と譲らなくて。完全に堂々巡りの状態になってしまいました」。
元々、中学受験をしたいと言ったのはAちゃん本人で、同じマンションの親しい友だちはほとんど中学受験組。クラスの友達で公立に進む子はいるものの、家が遠いので学区が違うそうです。途方にくれた神奈子さんは、塾の面談を申し込むとともに、元塾スタッフだった経験を持つ従姉妹の意見を聞こうとを思い立ちます。
後編では、首都圏中学受験偏差値と地方の高校受験偏差値の差を聞き、驚いたエピソードをご紹介します。
▶▶▶中学受験「偏差値40で行ける学校なんてあるの?」公立育ちの親ほど知っておいてほしい「金輪際忘れるべき非常識」
※本作は取材に基づいたストーリーですが、プライバシーの観点から、個人が特定されないよう随時事実内容に脚色を加えています。
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