さすがに40代で「うさぎメイク」は痛い。赤シャドウの上手な使い方って?
この春も、レッド(濃いめピンク)系コスメの選択肢が豊か
ドラッグストアに行ってみると、この春も各メーカーからのプチプラ赤系コスメが豊富に出揃っている感があります。そして、赤などの個性的な色みは、大人世代でもプチプラのほうが気軽に楽しめるのは間違いのないお話。
私が今季までに手に取ったたくさんの“プチプラ赤系コスメ”のうちから、40代女性のみなさまに自信をもっておすすめするのが『ヴィセ リシェ ジェミィリッチ アイズ』【PK-2】(画像左)と【PK-6】(画像右)の合わせワザです。
【PK-2】と【PK-6】はどちらもくすんだような色みの“赤(ピンク)”なので、大人の目元にも馴染みやすい発色が重宝。また、同じシリーズのパレットなのでそれぞれのパレット同士の色を組み合わせるときにも質感が揃い、便利なのです。
では、どんなふうに取り入れると「痛さ」を出さずに“かわいらしさ”を引き出しやすいかの視点から、今回は、2つの使いかたをご提案します。
(1)“赤×ピンク”の弱めな縦グラデーション
赤だけ、あるいはピンクだけでグラデーションをメイクするよりも、“スモーキーな赤×スモーキーなピンク”でグラデーションにしたほうが、40代の目元は断然に大人っぽく仕上がります。
明るい赤を使ってしまうと、それだけで40代の目元には華やかすぎる印象になることもあるから赤は“深め”をセレクト、グラデーションで合わせる“ピンク”を華やかな発色にして繋げると春らしさを狙いやすいトーンに。
また、グラデーションに塗るときには“縦”を意識して。目尻側が最も濃く、目頭側を最も淡く仕上げる塗り方が旬です。しっかり発色させるよりもやや弱めなグラデーションを意識すると、オフィスにも対応できる柔らかい仕上がりが手に入ります。
いつもと同じ手順のアイメイクでも、アイシャドウの色をガラリと変えれば、時短でのイメチェン効果も狙えるのでぜひ。
(2)ブラウン×赤シャドウの組み合わせワザ
アイシャドウの色をまるっと変えてしまうと、“イメチェンした感”が強く出すぎてしまったりオフィス仕様としては浮きそうだったりする場合には、ブラウンを使いつつ赤も取り入れる春メイクが重宝です。
ベースとなるメイク手法は変えないままなので、時短で春っぽさを加えたいときにも便利な方法に。いつもどおりにメイクしたブラウンな目元の上から、目尻側の上まぶたに“赤”を加えるだけでも、ちょっとした春らしさを感じさせるメイクは叶います。少し遊び心を入れたい日には、下まぶたの目尻側に赤をほんのり入れると色気のあるキュートな印象になります。
茶色も赤も同じ“暖色系”なので「ブラウン+赤」の組み合わせは、塗ってみると思っている以上に馴染みのいい組み合わせに感じられるはず。
巷では、赤を使って目元を囲む“ウサギメイク風”も人気も健在です。しかし、40代の目元に赤が目立ちすぎると少々痛々しさが出ることもあるので、さりげない取り入れ方がベターな選択に。
春らしさを演出しつつ痛々しさを回避しやすい“赤”をマスターして、かわいらしさと色っぽさを兼ね備えた春の目元を楽しんでみて。
■知らなかったテクがある!「時短美容のコツ」まとめは こちら
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