ランチは1,000円超え、子供のハンバーガー代は2,000円!東大生が「物価高」について取材したら、悩める編集部員の愚痴が予想以上に止まらなかった
物価上昇が家族の情報交換のきっかけに
◆営業A(20代、男性、趣味 サウナ、好きな言葉 「愛情」)
「ミニトマトは手軽に栄養素が取れるので、我が家では毎晩夕食で単体で提供されます。
数年前は¥190が底値だったが、現在は¥290~¥350で、卵も5年前の底値が¥100だったのに現在は¥250です。
妻の弁当用惣菜や夕食の一品に使用する冷凍食品は値上がりというより、内容量が減っていると感じます。お菓子も同様です。
魚は外国産が増えているので相対的に値上がりしています。
値上がりに対応するため、3日単位、1週間単位で献立を決めています。今週は白菜が安いので、白菜をメインとした料理で3日分の献立を決めました。」
筆者は不幸にも独身なので底値を意識することがないが、子供の頃に底値帳をせっせと作る主婦がテレビの密着を受けていた。
近隣の複数のスーパーのチラシを常々確認し、底値があれば挟みで切ってノートに貼るのである。
買い物をする際は、そのノートの底値を頼りにスーパーを回る。
底値はその時々によって変化するから、チラシの確認は怠ることができない。家計のために、自らの娯楽や休憩の時間を使って底値を記録していた。
筆者の母親もそのような努力を陰で実施していたのかもしれない。だが、母はそんなことはおくびにも出さない。我々は鈍感であるから、食事や掃除など見える部分だけに感謝して、見えない部分に想像力を働かせることもなかった。
値上げを通じて家族が物価について話し合い、買い物の担当者がどのような努力をしているか可視化できた家庭もあるのではないだろうか。
それでも食費は増えてしまう。今後は日用品や家電、旅費、遊興費も大きく増えるかもしれない。そうなると家庭内の努力では吸収できないだろう。
結局、節約には限界があり、物価上昇へは労働を増やすことで対応するしかない。給与が増えないのなら、その分働くしかない。
働いて働いて働いて働いて働いて、家計を支えるしかない。
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