8年間不登校だった娘。「世の中でいいと言われていることは全部試した」必死だった母親が犯していた、たった一つのミスとは
親がするべき正しい「見守り」とは?施設の子どもたちが教えてくれたこと
私は以前、児童自立支援施設という場所に併設された学校で生徒指導主任をしていました。そこにいた子どもたちは、いわゆる「悪さをする子」たちです。万引き、暴力、ルール違反。社会から見れば「問題行動のある子」。「どうせできない」「またやるだろう」「この子には無理」。そういう烙印を、何度も刻まれてきた子どもたちでした。
だからと言って、放っておけば勝手によくなるかというと…そうではありません。施設の子は、なおのことやりません。「どうせ無理」と見られてきた子どもが、自分から頑張る動機をもちにくいのは当然です。
そこで必要だったのが「何もしない見守り」ではなく、距離と関わりの質を調整する見守り(目的を持った見守り)でした。
こちらの最大限考える楽しい授業を提案しても一切靡かなかった子どもたちが、この見守りをベースにした委ねる授業に変えていくと、あれだけ押し付けてもやらなかった勉強を、子どもたちは自分からやり始めました。「やれ」と言われてやるのではなく、「自分で決めた」からやる。このパワーがいかに強いかを、問題行動のある子たちが目の前で証明してくれました。私は驚きを隠せませんでした。テストの点も少しずつ上がっていきました。学力の問題ではなく、関わりの問題だったのだと、私はそこで確信しました。
この経験を子育てに応用したバンジージャンプ理論、これをお母さんに実践していただいたところ、Aさんの8年間があっという間に動き始めたのです。
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この記事は
1人も見捨てない子育て手札の提案者
きのぴー先生
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