トホホ…40代独女が経験した「こんなはずじゃなかった」お付き合いって?
好きな男性と晴れて結ばれたものの、実際にお付き合いしてみたら想像と違っていた……。
こんな経験をした40代独女もいると思いますが、「こんなはずじゃなかったのに」と思うと恋心も萎えてしまいますね。
どんな交際になるかは、始めてみないとわからないもの。そして問題はそれからどうするか。
「こんなはずじゃなかった」お付き合いをアラフォー女性はどう乗り切ったのか、ご紹介します。
浮気じゃないけど「惚れっぽい」彼にハラハラ
「同じ会社で働く同い年の男性。
明るくて人懐っこい性格が一緒にいると楽しくて、モテるだろうなと思いながらもこちらからアプローチしていました。
彼からは『寄ってくる女性は確かに多いけど、付き合いたいと思う人は少なくて』と聞いていて、私もダメなんだろうなと思っていたある日、彼のほうから
『好きになったから付き合ってほしい』
と言われてびっくり。
『どうして私なの?』と訊くと、『真面目だし、性格を信用できるから』と笑顔で言われて嬉しかったです。
が、いざお付き合いが始まってみると、彼は近づいてくる女性にはどんな人にも愛想を振りまいていて相変わらずの人気。
私が彼女であることは『仕事に影響が出るのが嫌だから』と隠していたけど、それにしても交際前と変わらない周囲への態度にはモヤモヤが募りました。
致命的だったのは、声をかけてくる女性と平気で食事に行くところ。
『私がいるのに、どうして?』と怒りをぶつけると、『話してみないとどんな人かわからない』と平気で答えられ、私とは一体どんなつもりで付き合っているのかわかりませんでした。
私との時間を優先してくれるし『好きだよ』とも言ってくれるし、浮気ではないのだろうけど、普通の顔でほかの女性の話をしてくる彼にはついていけないと感じることが多くなり……。
結局、『落ち着いたお付き合いができないから』と私から別れましたが、最後まで彼はどうして終わりになるのか理解できていませんでしたね。
アラフォーにもなって、こんなハラハラする交際は無理!」(38歳/企画)
★ モテる人でたまにいるのが、「来る者は拒まず」の男性。
「話してみないと……」と言えるのは、ひとりの女性に落ち着けない証拠。向けられる好意に慣れているぶん、そこに乗っかることも簡単にできてしまいます。
何がタチが悪いって、本人には悪気がないところ。
彼女がいてもほかの女性と平気で食事に行けてしまうのも、本人には後ろめたさがないからです。
そんな態度が彼女にどう思われるかも無頓着なので、女性としてはいつまでも不安が残りますよね。
女性いわく、この男性は数年経った今でも独身。モテと結婚は決していつも前向きに結びつくわけではない、という例です。
自己中な恋愛にガッカリ・・・
「サークルで知り合った43歳の男性。
不器用だけど一生懸命人と関わろうとする姿が何だか放っておけなくて、一緒に過ごすうちに好きになっていました。
私の好意に気づいた彼はすぐに応えてくれて、お付き合いまでは早かったです。
交際する前から『まともに女性と付き合ったことがなくて』と話していて、確かにLINEの頻度やデート中の気遣いなども物足りないことが多かったけど、それでも『一緒に進んで行ければ』と前向きに考えていました。
ですが、私が疲れているときでもアレを強要してきたり、断ると不機嫌になって『付き合っている意味がない』と別れをチラつかされたり、彼の自己中心的な性格に振り回されるようになって。
私の気持ちを思いやるより自分の満足を優先させようとする彼に不満を言うと、
『だって、付き合ったことないんだから仕方ないじゃん』
と開き直られ、気がつけば連絡はいつも私から、こちらが誘わないとデートもできないような状態になっていました。
これが愛情にあぐらをかくってことか、と冷静に考えたらわかるけど、趣味も合うし機嫌が良いときは笑いの絶えない時間を過ごせるし、流されるまま惰性で付き合っていたと思います。
ところが、あるとき彼がほかの女性に自分から連絡をして、わざわざ県外までその人を追いかけて会いに行っていることがわかりました。
『恋愛感情はない』と言う割に熱心にその女性のことを話す彼の言葉を信じることができず、『逆の立場ならどう思うの?』と尋ねると
『信じられないなら別れるしかないね』
と言い放つ彼に心底ガッカリ。別れを決めました。
最後まで『お前が悪い』と言い続ける彼には本当に愛想が尽きたけど、今もまだ復縁をにおわせるようなLINEが届きます。
恋愛経験が少ないのはいいけど、愛情をないがしろにされるのは耐えられません」(40歳/デザイナー)
★ アラフォーになっても、恋愛に不器用な男性は大勢います。
ですが、愛されることの奇跡を大切にできない人は、どんないい女性と出会っても幸せなお付き合いはできません。
良い関係はふたりで築いていくもの。それを忘れずにお互いを思いやれる人こそ、愛される器を持っているといえますね。
ちなみに、この男性は追いかけていた女性にも相手にされず、今でも独身のまま。
自分の都合よく愛してくれる女性などいないことを、今からでも学んでいければなと思います。
付き合うまでは良い状態だったのに、いざ交際が始ってから見えた本性に「トホホ」となってしまうと、受けるダメージは大きいものです。
ですが、向き合ったからこそ知ることのできる人間性もあります。
どんなお付き合いであれ、無駄にするもしないも自分しだい。男を見る目を養う機会をもらったと、前向きに考えたいですね。
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