おひとりさまの京都旅に。こじんまり高級なのにリーズナブル「ヴィラ三条室町・京都」
絶景やご当地グルメ、温泉など旅の楽しみは様々ですが、やはり宿選びは大きな決め手。ここに行けば間違いない!という“ほんとうに泊まりたい宿”をご案内します。第8回は京都のひとり旅に絶好の「ヴィラ三条室町・京都」です。
この宿で絶対に楽しみたい魅力ベスト5
ベスト1 コンパクトラグジュアリーというスタイル
世界的な国際観光都市・京都。著名な寺社あり、美味処多し、季節を変えて何度でも訪ねてみたい場所です。市内には様々な宿泊施設が次々と誕生し、国内外の観光客を受け入れていますが、女性のひとり旅を考えた時にどこに泊まるかが難しい。シティホテルに限りなく近いビジネスホテルは確かに設備はいいのですが、なんだか旅のテンションが落ちてしまいます。大型のシティホテルという手もありますが、ロビーの団体客を見るとちょっとうんざり。だからといって若者向きのカジュアルな宿というわけにもいかないし……。そこでおすすめが、コンパクトラグジュアリーというスタイル。こじんまりとした居心地の良さと高級感を備えているのがこのホテルなのです。全12室という隠れ家的な佇まいで、すべて洗練された客室。ひとり旅ならば、25㎡のスーペリアダブルがおすすめです。また夜間は玄関が施錠され、ゲストにだけ暗証番号が伝えられます。女性にやさしいホテルですよね。
ベスト2 随所に感じる古都のエッセンス
1階エントランスロビーや各客室には、老舗「唐長」の京唐紙が装飾としてあしらわれています。400年の歴史を持ち、衝立や屏風、壁紙などの室内装飾に用いられてきた唐長の美しい文様が古都を実感。さらに西陣織のベッドスロー&クッションカバー、京焼の茶器など、さりげなく配されているのです。またコーヒーとお茶にもびっくり。コーヒーは「イノダコーヒ」のブレンド・アラビアの真珠。じつは京都市は、日本の県庁所在地と政令指定都市のなかではコーヒー消費量・金額が全国1位というデータもあるほど。そのコーヒー文化をささえる存在が「イノダコーヒ」。専用のカップでいただく一杯は格別です。またお茶は享保2年(1717)創業の「一保堂」の味わい深い煎茶とほうじ茶。
アメニティには天然素材の「京の手づくり石鹸」や入浴剤「京のくすり屋のお風呂」もあり、どこまでも京都押しです。
ベスト3 地元の出版社がプロデュース
ホテルの開業は2016年。京都、滋賀の観光・グルメ情報を発信するリーフ・パブリケーションズが手掛けています。月刊「Leaf」を中心にきめ細やかな情報を持つ出版社。ですから、ロビーラウンジには出版物が並び、様々な京都の情報をゲットできるほか、コンシェルジュに旅のコーディネートを依頼することもできます。地元おすすめの穴場スポットやお得情報など、奥深い京都の魅力を満喫できるはずです。
ベスト4 三条室町という立地
ホテルのある三条室町は、新旧が交差するエリア。東西を走る三条通は京都の中心部として繁栄し、レトロな洋館めぐりが楽しめます。現役の中京郵便局や京都文化博物館、様々なショップが入る文椿ビルヂング、さらに星形の窓が可愛い1928ビルなど、どこもインスタ映え! また室町通は呉服の問屋街として発展したので古い町家も残ります。7月の祇園祭のときには多くの山鉾が立ち並ぶ通りで、ホテルを一歩出るだけで、その賑わいも楽しめます。
ベスト5 客室で朝食も!
チェックアウトは11時。朝食付きプランでは、1階ロビーラウンジか、客室で朝食がいただけます。パンやサラダ卵料理などの洋食で、京都の伝統美を受け継ぐ美しい器で楽しめます。ルームサービスとはひと味違う満足感がありそうです。
1泊1室1名利用ひとり15,000円~、朝食付きプランは17,000円~
※スーペリアダブル1名料金(最安値の場合)
ヴィラ三条室町・京都
住所 京都市中京区三条室町上ル役行者町375
℡.075-257-0777 チェックイン14時、チェックアウト11時
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