100均ヘアゴムでもイタくない! プチプラアクセで簡単なオトナのヘアアレンジ

シンプルなアレンジのとき、たまにはヘアアクセを使って変化をつけたくなること、ありません? とはいえ、高価なヘアアクセは出番があまりないから、購入するのはちょっと気が引けちゃいますよね。

となると、やっぱり狙い目はプチプラなヘアアクセ。そこで今回は、ヘアアクセが豊富なキャンドゥのヘアアクセを使って、大人でも痛くないアクセ選びとヘアアレンジの例をご紹介!

 

大人でもイタいと思われないヘアアクセ選びとは?

今回はキャンドゥのヘアアクセをいくつか購入し、その中から使えるもの、使えないものを角さんに選んでもらいました。

 

大人でもイタくないヘアアクセはこちら!

角さんが選んだのは、黒リボンつきのミニクリップ、ミニサイズのシルバーのマジェスタ、そして貝やヒトデをモチーフにしたゴールドピン。

「私のイチオシはこのミニクリップ。シフォン素材の黒リボンは甘くなりがちですが、このサイズなら大人でもイタくなりません。安っぽい素材に見えないのもいいですよね。メタリック系のヘアアクセを選ぶなら、私はシルバー系をおすすめします。プチプラのヘアアクセはメッキ素材。ゴールドはいかにも偽物って感じですが、シルバーは違和感がありません。どうしてもゴールドを選びたいときは、細かい細工がされている小さめタイプがおすすめです」(角さん)

 

大人が選んじゃダメなヘアアクセはこちら!

そして角さんがNGを出したのは、ゴムが一緒になったラメコイルのマジェスタ、リボンつきのヘアゴム、べっ甲風のバレッタ。

「ラメ素材やべっ甲風で大人っぽさを出そうとしてると思うんですが、価格を考えるとこのクオリティが限界。特にこの2点はデザインも凝ってるので、余計に安っぽさが目立ってしまいます。基本はシンプルなもの、そして小ぶりなものが良いと思います。また、リボンつきのゴムは華奢なデザインですが、それでも少し大人には無理がありそう。あと、アクセつきのゴムは意外と使いにくいですよ」

 

角さんのアドバイスをまとめると、以下のようなアクセ選びが理想的と言えます。

1 デザインはなるべくシンプルで、小ぶりのサイズを選ぶ

2 黒を基調にした素材や、シルバー素材で高見えを狙う

3 アクセつきのゴムはなるべく避ける

 

イタくないアクセを使ったヘアアレンジ3選

では、実際にイタくないヘアアクセを使ったヘアアレンジをご紹介しましょう。

1 ヘアクリップを使ったハーフアップ

前髪とサイドの毛束を残し、耳上の髪を真後ろで1つにまとめたハーフアップ。ゴム結びした上にクリップをつけるだけで、可憐な雰囲気へと変化!

〔アレンジポイント〕

ゴム結びした後に、結んだ毛束の外側を左右それぞれ取り出して広げます。ゴム位置がさらに上に移動して、トップに自然なふんわり感が出せます。

 

2 クリップを使ったサイド三つ編み

 

全体の髪を片寄せして三つ編みしたアレンジ。毛先を多めに残し、フワフワにさせるのがポイント。ゴム上にちょこんと乗せたゴールドピンで茶目っ気のある三つ編みスタイルに。

〔アレンジポイント〕

毛先を多めに残してゴム結びしたら、アイロンで軽く巻いてから毛束を左右に広げ、フワフワ感を作ります。パサつきを防ぐため、ワックスを軽くつけながら広げるのがポイント。

 

3 マジェスタを使った1本結び

最後に紹介するのは定番の1本結び。ゴムの上にマジェスタをかぶせ、普段とはひと味違った表情に。イヤリングやネックレスを合わせると素材がバレてしまうので、顔まわりのアクセはつけないのがベスト。

〔アレンジポイント〕

1つにまとめた毛束をゴム結びする前に、片手で毛束をしっかり持ちながら、もう一方の手の指を使ってトップの毛束をゆっくり引き出します。これだけで、1本結びもエレガントなムードに。

 

プチプラアクセでも、選び方次第でオシャレ感のある仕上がりは実現可能。マンネリ気味なアレンジに変化をつけたい人は、早速試してみてはいかが?

 

角 薫さん(RUALA)

原宿・表参道の著名サロンを経て、2016年に共同でサロンをオープン。角さんは髪のコンプレックスを解消させる名手。ちはるさんはシャレ感が楽しめるヘアスタイルがお得意。両者ともに、同世代の女性顧客を大勢抱えている人気女性美容師。

撮影/土屋哲朗(主婦の友社写真室)

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