「宿題の責任を持つのは私じゃなくて子ども」親がそれに気づいた時、子どもが変わった。主体的な子になる3つの具体的なポイントは
(2)「わかろう」とする前に、「一緒に見よう」とすること
親はよく言います。「わかってあげたいんです」と。けれど実は、その「わかる」は、ゴールになりやすい側面があります。わからない状態が不安だから、理由を探す。原因を特定しようとする。答えを出そうとする。
しかし、感情が荒れている子どもは、自分でも理由がわからないことがほとんどです。
圧倒的味方がするのは、「理解」ではありません。同行です。答えを急がない。結論に持っていかない。評価しない。ただ、「今、ここで一緒に見ている」という姿勢を保つ。Kくんのお母さんが大きく変えたのは、声かけの言葉そのものよりも、急がなくなったことでした。
「今、何が起きているんだろう?」
そう立ち止まれたとき、Kくんの表情や、呼吸の荒さ、言葉が出るまでの「間」が、初めて見えてきたといいます。子どもは、「わかってもらえた」と感じたときよりも「味方でいようとしてくれている」と感じたときに、心を緩めます。
(3)行動ばかりを変えようとしない勇気をもつこと
圧倒的味方のいちばん難しいところは、すぐに行動を変えないことです。子育てには、順番があります。「在り方(Be)→ 行動(Do)→ 結果(Have)」。多くの親は、行動から変えようとします。叱り方を変える。声かけを工夫する。ルールを作る。けれど、在り方が変わらなければ、その行動は続きません。
Kくんのお母さんが最初に頑張ってもらったのは、暴力を止めることではありません。
「私は、この子の敵にならない」この覚悟を決めてもらうことでした。在り方が変わると、言葉の温度が変わります。沈黙の質が変わります。待つ時間の意味が変わっていきます。同じ声かけをしてもうまくいく人といかない人の差は、ここにあります。
子どもは、それを驚くほど敏感に感じ取っていきます。だから小手先でない変化が現れていきます。
▶学校の宿題は「親の宿題」ではない
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