「偏差値40台で有名大学推薦」に惹かれた母。説明会で知ったキリスト教推薦の現実

2026.06.11 LIFE

「娘には、できるだけ多くの選択肢を」と他校も検討

 

「私は寺の娘ですが、幼い頃はクリスマスプレゼントだけはもらっていました。それにミッションスクール自体に抵抗はありません。でも、『大学推薦のために積極的に信仰を学ばせるべきか』となると、少し悩みます」

 

その後、在校生ママからは、「B大学推薦にこだわらなければ、日曜礼拝や聖書研究は自由参加だし、塾に時間を使う子もいるよ」と聞いたそうです。

 

「今の娘の学力や性格を考えると、A中学校はかなり魅力的です。候補から外すつもりはありません。でも、少し距離は遠くなるものの、仏教系の共学校も見学してみようかなと思っています」

 

最終的に決めるのは娘本人。ただ、牧江さんは「親としてできること」を考えているといいます。

 

「私の父や母は、口出しはしないと言います。住職である父は、『神父をしている知人と意見を交わしたこともあるし、大学の仏教学科では他の宗教を学ぶ時間もあるぞ』と、多様性に理解がある人です。でも、帰省してお寺で聖書を広げて宿題をしていたら、私は少し苦笑いをしてしまうかもしれません」

 

本作は取材に基づいたストーリーですが、プライバシーの観点から、個人が特定されないよう随時事実内容に脚色を加えています。

この記事の前編>>勉強嫌いでも「みんな受けるから」中受をやめたくない小5娘…。伴走母は偏差値45を想定して志望校探し

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