かき上げ前髪、束感…雑誌で見るヘアスタイルの小さいコツ、教えます!
ヘアチェンジをするときに、雑誌のヘア企画やヘアカタログを参考にする人も多いですよね。
ただ、素敵だな、マネしたいなと思うスタイルがあっても「スタイリングが難しそう」と諦めてしまうことはありませんか?
サロン帰りのスタイルがなかなかキープできないように、プロの手による仕上げ(=スタイリング)は、素人である私たちには少しハードルが高いのは事実。
そこで、少しでも近づけられるように、人気3大スタイルの仕上げテクをZACCで教わってきました。
アシンメトリーなフォルムを作る耳かけヘア
ボブヘアで多用される「耳かけ」は、左右のボリューム感に変化をつけておしゃれに見せる人気スタイルです。
ただ耳にかければいいんでしょ?と思いがちですが、ペタッとしてしまい味気ないスタイルに。ちょっとしたコツで、ぐんと見映えよくなるんです。
耳かけのコツは…
耳にかける顔まわりの表面を巻く
分け目のトップの髪を巻きます。毛束の中間にアイロンを横に入れて内側に回転させ、毛先に向かってアイロンをすべらせ縦にして抜きます。
耳にかけてから表面の髪をかぶせたときに、ちょうどいい毛流れになるのです。
サイドの髪を耳にかける
ワックスを薄くなじませてから、アイロンで巻いた髪も含め、サイドの髪を耳にかけます。
表面の髪だけはずして、かぶせる
最初に巻いた髪を取り分け、ラフにおろします。顔側に向かって髪が流れるように巻いておいたので、耳かけした髪ともなじみ自然な仕上がりに。
巻きをプラスしたことで、ふんわりとした奥行きのあるスタイルになりました。
全体の毛先も内巻きに巻いておくとより素敵になりますよ。
担当:佐野みづほさん/ZACC raffine
透け感がおしゃれな束感前髪
前髪に関わらずよく耳にする「束感」。髪を細くまとめて束にすることですが、どうやればいいのかわからないという人が多いのではないでしょうか。
まずは、前髪でトライ!
おでこが透けて見える「シースルーバング」が若い人達のあいだで流行りましたが、40代にももちろんマッチします。ただ薄いだけだと「髪が薄くなってきたのかな」と思われてしまうので、束感を作りましょう。
「束感前髪」はスタイリングだけでなく、ベースとなるカットも重要とのこと。束感が出しやすいようにカットしてもらうことが成功への近道です。
束感前髪のコツは…
やわらかいワックスをほんの少量なじませる
シアバター系のやわらかいワックスを使用。使う量は米粒よりも小さいくらいでOK。つけすぎるとベタベタしてしまうので、注意しましょう。
ワックスをつける前髪は生え際1cmのところだけ。指先にワックスをのばし、毛先中心になじませます。
残りの前髪をおろしクシでとかす
ワックスをつけなかった前髪をおろし、一体化させるようにクシでとかします。
指先で毛先をつまみ束にする
前髪を流しながら毛先をつまんで束にします。太くなりすぎないよう、少しずつつまむのがポイントです。鏡を見ながらバランスを調整して。束の太さにバラつきがあるほうが自然です。
前髪に軽さが出て若々しい印象に見えます。
担当:和田しょういちさん/ZACC vie
イイ女風に見えるかき上げ前髪のコツは……次ページ
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