
「私、子ども嫌いなんです」はタブーワード? オンナが“子ども嫌い”で何が悪い!
こんにちは。恋愛ライターの中島アイです。先日、私の友人が「子ども嫌いの女性に対して、世間は冷たすぎる!!」と嘆いていました。どうやら“子どもはあまり好きじゃない”と意中の男性に話したところ、若干引かれてしまったそうです。彼女の代わりに言いたい。女性が子ども嫌いでなぜ悪いのかと。そこで子ども嫌いな方の代弁者として、女性の味方・中島アイが世間に物申しましょう。
「子ども嫌いというだけで悪者扱い」という悲しき現実
まずは世の男性が「子ども嫌いの女性」に対して、どのような印象を持っているのかを調べてみました。とあるアンケート調査の結果によると、「好印象」と回答した人はわずか4.0%。いっぽう「特に気にしない」という人は39.6%と4割近いものの、残り56.4%は「悪印象、結婚できないなと思う」と回答しています。
好印象をもって… とまでは言いませんが、「結婚できない」というのは余計なお世話。子ども嫌いでも既婚者はたくさんいますし、立派に子育てしている人がいるのも言わずもがな。そもそも“子どもが嫌い”というだけで、「悪」と決めつける人の方がイメージ最悪だと思うのですが…。
とはいっても、現に「子ども嫌い」にまつわるお悩み投稿は数知れず。例えばつい先日も、ある掲示板で「子ども嫌いってそんなに悪いこと?」というトピックが注目を集めていました。友人から「子どもはいつ産むの?」と聞かれた投稿者の女性は、「子どもは好きじゃないので産まない」と心の内を吐露。すると友人は、軽蔑の眼差しを投稿者に向けてきたといいます。
他にも周りから「おかしい」と責められたり、「子ども嫌いな人とは結婚できない」と言われて破局した… という悲しきエピソードがいっぱい。もはや女性の「私、子ども嫌いなんです」は“タブーワード”なのかもしれませんね。
10人に3人は“子ども嫌い”!?
しかし“子どもが嫌い・苦手”という人は、男女共にそこまで珍しい話ではありません。とある調査結果によれば、男女200人のうち34%の人が「嫌い」と回答しています。つまり10人いれば3人は“子ども嫌い”ということ。なのに世間には「子ども嫌い=悪」という偏見を持つ人がゴロゴロといます。
芸能人の好き嫌いは頻繁に唱えるのに、“子どもの好き嫌い”はご法度扱い。何も嫌いだからといって、目の前の子どもを邪険にするわけではありません。嫌いな食べ物をそっとお皿の隅に寄せるような、そのくらいのことなのになぜ“悪者扱い”なのでしょうか。
今やあらゆるものに対して、多様化が進んでいる昨今。例えば「結婚=女性の幸せ」という思想は薄れつつあり、独身女性でも人生を謳歌している人はたくさんいます。「男は仕事、女は家庭」という考え方は、時代錯誤だと鼻で笑われることでしょう。
“子ども嫌い”だって同じこと。動物や芸能人の好き嫌いがあるように、子どもの好き嫌いがあってもいいじゃない。「子ども嫌い=悪」という視野の狭い物差しで、女性たちの価値を計らないでほしいですね。
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