台北食べ歩きにはシンプルで美味しい「餓補煎酥包」がオススメです!
台湾マニアのイラストレーター・佐々木千絵さんが、「週末ちょっと行ける」玄人目線の2泊3日台湾モデルコースを11カ月!かけて紹介する連載。無事18年11月にゴールを迎えましたが、台湾の魅力はまだまだある! ということで、現在はお土産編に突入中! そして、今回は前回の続きです。
生煎包!?水煎包!?煎酥包!!
全人類の友、”小麦粉”と”肉”と”油”が三大素材の台湾人気屋台グルメ『水煎包』のお気に入りを見つけました。
お店の名前は『餓補煎酥包』はてはて一体煎酥包とは??
単純に字面で想像すると
煎→焼く
酥→サクサク
包→つつむ
だからパイのようなものかな?と思ったら底面カリッと上部はもちっと蒸し焼きされた、いわゆる『水煎包』とか『焼き小籠包』とか言われるもの。
美味しくないわけが無いよなと一口食べてビックリ!二段ベッドのように「上はキャベツ哥哥、下は豚肉弟弟」てな感じできっぱりと具が別れていて、その他の春雨やたけのこなども一切無し!(私の気づかぬ細かさで混ざってるのかもしれないけど)キャベツもよくあるみじん切りタイプではなくおつまみパリパリキャベツ、ほどのザク切り加減。
シンプルで美味しい、シンプルな美味しさ、シンプルに美味しい……
と歩き食べが止まらずあっという間に完食してしまいました。
店舗も同じくシンプルで清潔
場所は観光スポットとしても人気の松山文創園区の東側、小さな飲食店やカフェ、コンビニが集まるブロックの一角。
角地の軒下に屋台が入り込んだようになってる一坪ほどの店舗、狭くてごちゃっとした屋台はよくありがちだけど、このお店はものすごくキレイ!
無駄なものは一切置かない、本当に必要最低限のものだけでやっていく!という店主夫婦(推定)の心意気と真面目で誠実な人物像を私はビンビンに感じました。
そしてその直感は上記の感想通り、正しかったのです。
帰国後お店のことをネットで調べたら、googlemapの営業時間には月曜〜金曜、7時〜10時・15時〜20時で土日定休、うん、やっぱりキッチリとしてる!
(そういえば1個から50個までの全値段表もパウチされてたな……)
土日休みというのが観光で行くとなかなかたどり着けない感じがしますが、場所やタイミングが合えばおやつにとってもオススメです。
松山文創園区のビオトープ散策もいいよ
漫画でもお伝えしましたが、元タバコ工場である松山文創園区の敷地は広い!
お店がある東側は一体が池や植物を縫って木道デッキが通ってます。
例えば朝、朝食を買ってビオトープを散策し、ベンチに座って鳥の鳴き声を聞きながら朝ごはんなんて最高!
『餓補煎酥包』のお店の隣も『米奇・ミッキー』という朝ごはん屋さんなので、一緒に奶茶(ミルクティー)や蛋餅(台湾式朝食クレープ)を買って行くと私みたいにビオトープに着く前に完食、という失態はおかさないと思います。
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