【クイズ】VRって何の略だか言える?意外に知らない!

2020.05.23 QUIZ

イベントや学校の授業のオンライン化が進む中、VRを取り入れたものもあるようです。

 

「VR」は何の略でしょう。

 

① Victoy Reality
② Virtual Romance
③ Virtual Reality

 

その場所を、その人の行動を、現実のように体験できます

答えは「③ Virtual Reality」です。

 

VRは「Virtual Reality」の略で、「人工現実感」や「仮想現実」と訳されています。現物・実物(オリジナル)ではないけれど、同じように感じられる環境を、利用者の五感を含む感覚を刺激することによって、理工学的に作り出す技術です。

VRには、コンピュータグラフィックスなどを利用して利用者に提示するもののほか、現実の世界を取得してこれをオフラインで記録する、あるいはオンラインで利用者に提示するものがあります。

VRは1960年代から研究されていましたが、ようやく実用化されたのは2000年代に入ってからです。その一つが、Googleがグーグルマップに追加した、ストリートビュー機能です。これは全方位パノラマ撮影されたストリートの風景を体験できる機能でした。さらに、2010年には3Dモデルも追加されています。

2016年はVR元年と言われ、VRがブームになるだろうと期待されていました。実際にこの年の10月に発売された「PlayStation VR」は2019年までに全世界で500万台を売り上げましたが、VR業界全体でとらえると、VRヘッドセットの売り上げは伸び悩みました。消費者が「値段が高いわりにコンテンツが少ない」「乗り物酔いになりそう」などと考えていたことが主な理由です。

しかし、医療や介護の現場では、実際の体験ができるとして活用が進んでいます。たとえば株式会社シルバーウッドが提供する「VR認知症」は、物忘れではないさまざまな認知症の症状をVRすることで、介護者がどこに気をつけるべきかを知ることができるもの。こうしたVRの活用が、現在どんどん進められています。

ただし、年少者のVR利用には注意が必要。10歳未満の子供がVRデバイスを利用して斜視になった症例の報告が、過去に1件ありました。幼少期は目の筋肉や視力が発達途中で、大人よりも悪影響を及ぼしやすいと考えられており、VRデバイスの業界標準では対象年齢13歳以上など保守的な設定となりつつあります。

まだまだ可能性を秘めているVR。利用上の注意を守りつつ使えば、楽しみや学びを臨場感を持って得られる機会が増えるでしょう。

 

VR 認知症(株式会社シルバーウッド)
https://angleshift.jp/dementia/

 

 

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