「ひとつ結びアレンジ」シンプルおしゃれな40代の2大ルール(前編)
ひとつ結びは簡単なようで実は難しいアレンジ。ヘア&メイクアップアーティスト、美容師によっても味があって、どれも同じスタイルというわけではありません。それこそ腕が試されるアレンジなのではないでしょうか。
今回は、Un ami・津村佳奈さんのひとつ結びをご紹介します。
さり気ないのにおしゃれなスタイルはアラフォーにぴったりです。
ポイント1・生活疲れして見せない「こめかみのおくれ毛」
10年ほど前はおくれ毛といえば、もみあげとえり足にたっぷりと毛束を出して、アイロンでぐりぐりと巻いていましたよね。
みなさんのなかにもやっていた人、いるのではないでしょうか。
今は顔まわりにひと束残すのが主流。巻きもゆるっとうねる程度です。
ファッションもカジュアルなテイストが人気ですが、ヘアも作り込みすぎず、ナチュラルな雰囲気が今の気分なんですよね。
ただ、「ナチュラル」の方向が大事。自然体といっても、何も手をかけないのはNGです。
「もみあげから出すおくれ毛は古い印象を与えてしまいます。今はこめかみからひと束出すのがおしゃれ。量を多く出すと野暮ったくなるので、肌が少し透けて見えるくらいを目安に出してみてください。幅は1cmくらいでしょうか。ただ“残す”だけではなく、スタイリング剤をつけてツヤと束感を出すこともポイントです。何もつけず、バサバサな状態だと疲れたオバサン顔になってしまいますよ。ツヤと動きがあるだけで同じおくれ毛でも見え方が全く違います」(津村さん)
おくれ毛は若々しさやおしゃれ感を出すだけでなく、小顔効果も期待できます。特にこめかみからのおくれ毛は顔に陰影ができるので、効果的です。
ゆるっとした動きをつけるには髪を巻く作業が必要。
「髪を巻くのって面倒」という声が聞こえてきそうですが(私もそう思うことがしょっちゅうあります)、ここぞというときは毛先だけでも巻いてからまとめましょう。
アイロンが熱くなるまで待てない、時間がもったいないという人は、マジックカーラーでトップを2~3カ所巻いておけば、メイクしている間にゆるっとした動きがつきますよ。
メイクもそうですが、アラフォーになったらどこか1カ所は手をかけないとダメなんですよね。
>>次ページ:ひとつ結びのペタッと感を出さないためにはこうする! 薄毛にもOKな簡単テクニック続きを読む
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