「顔が長く見える」原因はズバリこれ!髪型の法則を知れば一発解消できるんです(前編)

「似合う髪型がわからない」「切りたいんだけど、どのくらい切ればいいかがわからない」「いつもひとつ結びになっちゃう」…

インスタで4万フォロワー以上のアカウント、日本髪型研究所・似合う髪型コンサルタントの篠原龍さん(@nihon_kamigata_kenkyujyo)。「似合う髪型のつくりかた」がいま話題です。

 

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星「美容師をやっていて、よく受ける質問ってありますか?」

篠原さん「『似合う長さはありますか?』という質問をよく受けます。というわけで、今日は『似合う長さ』についてお話ししましょうか」

星「わー、私もいま髪を伸ばしてる途中なので聞きたいです。ゼヒお願いします」

篠原さん「顔を短く見せるテクニックもお話しますので、中顔面、下顔面が気になる人にもおすすめの情報ですよ」

 

「髪の長さ」と、「顔が間延びして見える」現象には深い関係があった

篠原さん「まずは全体的な説明から。スーパーロングだと、目の下はあまり長く見えません。ミディアムに近づくにつれて顔が間延びした印象になってゆきますが、そこからボブに近くなると一気に改善されます」

星「単純な比例のグラフじゃないんですね…どうしてこうなるのでしょう?」

 

顔が間延びする原因1:顔周りの髪の影響

篠原さん「まずは、顔周りの髪の影響です。ミディアムだと、顔の横に毛先を含む髪がありますね。この髪が『下向きの矢印』のような働きをするんです」

星「なるほど…。ショートの場合には、その『下向きの矢印』が顔の横にないから、顔がシュッとして見えるんですね」

 

顔が間延びして見える原因2:髪と顔の距離


篠原さん「上の図で、顔と髪と距離を水色の線で示しました。ミディアムだと、水色の線が短くなっているのが分かります」

星「顔の近くに、縦のライン状に髪があると、顔の見え方に影響しやすいということですかね…」

 

顔が間延びする原因3:顔の後ろに見えている髪

篠原さん「これも、顔周りの髪の話です。後ろの髪が耳の下に前から見えている。これも、顔を間延びさせる『下向きの矢印』になってしまいます

星「なるほど…。これは、スーパーロングの人にも影響しそうですね?」

篠原さん「はい、このあと実際の写真を見ながら説明します」

 

顔が間延びする原因4:髪の重さ


篠原さん「髪が長いと頭頂部にボリュームが出づらいですが、髪が短いと髪全体のボリュームが出ます」

星「フワッとするってことですかね?」

篠原さん「そうです、ショートのほうがフワっとする。それによって『上向きの矢印』が働き、顔がシュッとして見えるのです。実際の写真で見て確認してみましょう」

次のページ▶▶長さによってこんなに顔は違って見える。実際に髪を徐々に切った写真で見比べる!

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